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私はひとりである
この身も心もひとつしかない
だが、見る人によって私の存在が、
私というものが変わっていくから面白い
私の行動を
ある人は「すごい」と褒めたたえるが
ある人は「大したことはない」と蔑む
私の別の行動を
ある人は「大変だね」と救いの手を差し伸べてくれるが
ある人は「楽だよね」と軽んじて去っていく
私のことを
ある人は「利口」というが
ある人は「馬鹿」という
受け取り方によって
こうも変わるのだから
実に面白い
十人十色とはよく言ったものだ
だが私は、
馬鹿より利口と言われるほうが気持ちいい
これは万国共通ではないだろうか
きっと、ここに差異はないだろう
まれに例外はあるかもしれないが……
(作 野立アサミ)
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