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埼玉県警の年頭視閲式が13日午後2時より上尾さいたま水上公園駐車場で行われた。この視閲式では、平成23年年頭にあたり、使命感にあふれた埼玉県警察官約1,100名をオープンカーに乗って、横山雅之本部長が巡閲。そのあと、白バイドリル演技、カラーガード隊や警察犬部隊、機動捜査隊、さまざまな部門が分列行進。鮮やかなスカイブルーの空には、航空隊のヘリコプターが飛行。一般県民も見学することができ、小さな子供たちの団体や、子連れの若いお母さんたちから車いすに乗ったお年寄りまで、警察官の雄姿に「安心安全のさいたま」を実感した。
横山雅之本部長は「平成16年より刑法犯認知件数が6年連続減少。交通事故死亡者も198名と200名を下回った。治安回復が進んでいるが、依然振り込め詐欺など予断をゆるさない状況もあり、12,000人のマンパワーで県民の信頼に応える力強い警察活動を推進したい。各部の連携に柔軟性を強めていきたい。」と訓示。
続いて 岩間辰志県公安委員長は「埼玉県は警察官一名あたり人口負担率が一番多い。しかし、個々の力を高めていってほしい。」と挨拶。
次に上田清司埼玉県知事は「今朝 新聞を読んで休暇中の越谷署佐藤利昭署長が南越谷駅で、反対側ホームにいながら 転落した男性を単身、線路に飛び降り救助したことを知った。感動した。まさに警察官の鑑。指揮官にして誇りある上司。なお埼玉県警察本部は、①地域警察官の検挙活動が3年連続全国第1位②犯罪抑止に顕著な功績が認められた③重大事件の検挙 この三つが認められ警察庁長官表彰を受けた。安心安全のさいたまに素晴らしい成果を挙げていただいている」と祝辞を述べた。小谷野五雄埼玉県議会議長は「本日の気迫あふれる雄姿とはつらつとした姿は本当に頼もしい。県議会としては平成13年から7年連続全国第1位。平成22年も全国第3位の警察官増員を今後も力をいれたい。まちづくり防犯条例の推進で、官民総力で犯罪防止を」と祝辞を述べた。
一昨年来、連日マスコミをにぎわした「連続不審死」で殺人などの罪でさいたま、東京・千葉でそれぞれ起訴された木嶋佳苗被告。この事件は、平成21年8月富士見市の駐車場で、木島被告の交際相手大出さんが亡くなった。埼玉県警捜査一課が地道な捜査を積み重ね、半年後の平成22年2月殺人の罪で逮捕した。
その後、警視庁が会社員殺害、千葉県警が男性殺害で逮捕。それぞれ起訴となっている。
いずれも手口が睡眠薬や練炭を使用し、富士見市の事件にいたっては「自殺」を偽装。事件を担当した捜査員の慎重な捜査力あっての事件解決であった。
この埼玉県警の事件をうけての警視庁、千葉県警の動きともいえるだろう。
平成20年に発生した拳銃使用の強盗事件では、国道走行中の不審車両を警察車両が発見。早期解決に導いた。
このように「埼玉県の警察力」はさまざまな場面で発揮されている。
718万県民の安全を守る12,000人。安心できる毎日に感謝したい。
(岡部 みゆき)
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