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あるイベントにタレントであり芸術家でもある片岡鶴太郎さんがやってきた。ホリの深い、スリムな人だ。”健康管理に一番気を遣っています”と礼儀正しく言った。浮付いたところがどこにもない。好印象の人だった。名刺を忘れていて”必ず僕の名刺をお送りいたします”と頭を下げた。こういう場合、ほとんどが礼儀的な口上だけとなる。しかし、明後日、早速鶴太郎さんから手紙が届いた。画集まで添えて。
本物はこういうところで分かるなと確信を持った。偽者はこの逆だ。特に政治家に多い。最も低劣な口舌の徒が多すぎる。何故か?大きな原因と理由の一つに、政治家は選挙のときだけが一番の正念場だからだ。100人のうち100人が真剣になるのは選挙のときだけだ。もちろん例外もある。
だから現役の首長がよく落ちる。皆、己を忘れ、権力の腐臭にまみれてしまうからだ。百歩譲って、政治家は何も潔くなくても良い。せめて日々人間的修行をつんでほしいものだ。政治家という肩書きだけに”先生”と呼ぶのは卑劣だ。”先生”と呼ぶにふさわしい人物だけの呼称の習慣をつくるべきだ。”先生”と呼ばれなかったら、悔しがる必要は全くない。相手が見下している証拠だとあきらめて己を磨くことだ。
鶴太郎さんと呼ぶのは失礼だ。片岡先生、片岡大兄なのだ。安っぽい権力志向だけの政治家は”何々君”が丁度良い。
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