トップページ ≫ 未分類 ≫ 我が家にも定額給付金申請書がやってきた!
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さいたま市民の我が家にも定額給付金申請書が郵送されてきた。開封すると、申請用紙に必要事項を記入後、通帳の写しを必ず添付し、10月20日までに返送することとなっている。正直、手続きが面倒だと思ってしまった。これで家族3人分44,000円(大人2人、子供1人)が振り込まれるなら、きちんと申請しなければいけないのだが、このちょっとした手間が億劫である。先週からテーブルの上に置いたまま放置しているので、紛失しないうちに早く返送するのが賢明だろう。面倒でしまいこんだままでいると、申請期限をすぎてしまいそうである。そういう人も多数でてくるのではないだろうか。
ところで、本当に経済効果はあるのだろうか。政府はこの定額給付金によって、少なくとも国内総生産(GDP)成長率を0.2%は押し上げる効果があるとしている。しかし、2009年度のGDP成長率の見通しは過去最悪の-3.3%と発表された。経済不況の嵐はおさまらない中での、あまり効果のない定額給付金の様な気がする。
そもそもこの定額給付金は、「焼け石に水」「無駄なお金」「選挙前のバラマキ金」、とにかく評判が悪い。我が家は銀行の口座に振り込まれて、それでおしまい(=貯金)となりそうである。そういえば、年末調整や確定申告で4-5万ほど所得税が還付されてきた。また、児童手当で4ケ月ごとに40,000円振り込まれてくる。今回“特別”には全く感じられない。
ある人は、受け取らないと断言していた。申請期限を過ぎると、受け取り辞退とみなされて支給されないそうなのだが、そうではなく、わざわざ市役所に寄附という形をとりたいらしい。ひとりだけでは相手にされなさそうだが、これが何十人と有志を集めて、“定額給付金反対により寄附する”とすれば大きな効果であろう。
政府は大多数の国民感情に反して、定額給付金の支給を決めただけに、その後の経済効果も調査して、ぜひ発表してもらいたいものである。戦後最悪、未曾有の不景気と言われているからこそ、的確な経済対策を期待したい。
(楠本あおい)
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