トップページ ≫ 未分類 ≫ 政治家は地方にあり ときがわ町から学ぶもの
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今日ほど政治や政治家が信頼されていない時はない。全て人間のことは、尊敬が土台となっている。男と女の間もそうだ。尊敬が信頼を呼ぶのだが、政治家に誰も尊敬心をもたないから、信頼が生まれる筈がない。
しかし、政治家にもいろいろあって、地方の市長や町長に逸材がいることは頼もしい。もうずっと昔のことだが、松戸市の市長に松本さんがいた。すぐやる課を作って、役所と役人の意識改革を徹底し、市民の政治への信頼を一挙に取り戻した話は有名だ。そのお孫さんが、ドラッグストアーのマツモトキヨシだ。
地方自治は民主主義の学校といわれるが、それ以上に、我々の直接の生活の場であり、直接の政治の場だ。だからこそ、市長も町長も必死だ。能力のないものは、住民がすぐに知ってしまうから大変だ。また、一番身近な政治の実践の場だ。
例えば、ときがわ町。2年前に玉川村と都幾川村が合併して生まれた。県の西北部に位置し、風光明媚な町だ。ヤマモミジがきれいで、清流にカワセミが飛ぶ。7割が山だ。人口わずか13,000人の町だが、町長の手腕が光って、財政が極めてよい。全国でもベストテン。もちろん県下ではナンバーワンの財政内容だ。借金に頼らないからだ。学校づくりもあらゆる努力をして内装木質化工事を実施。改築から改修へ転換。総事業費1億円程度で学校を安全・安心な施設に改修する。山林を活用してナメコ茸の栽培に成功。将来、大きな町おこし事業となる。情報インフラ整備にも力を入れ、光ファイバーを独自に町が行い、福祉施策にも供える。下水はもちろん、下水道区域でないので、機能性に富んだ合併浄化槽の普及に全力投球。いろいろ書き綴ったら、枚挙にいとまがない。
いえることは、リーダーが身体を張っている。夢をもっている。13,000人であろうと大都市に負けない気概をもって政務に励んでいることだ。町民は、挨拶もしっかりとして、町長にも、ふるさとにも誇りと愛をもっている。関口町長は、材木商の経営者として栄光と挫折を味わっただけに、町政運営の手腕は本物だ。話す言葉にも力があって、人間力も凄い。政治家にも優れた人がいるということを肌で感じて嬉しかった。
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