トップページ ≫ 未分類 ≫ 珍しいねじれと隠れ選挙さいたま市長選
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どこにでも”ねじれ”や”隠れ”はあるものだ。
しかし、今回のさいたま市長選ほど”ねじれ”や”隠れ”が際立っている例はそんなにはあるまい。
自民党本部が現職の相川氏を推薦しないと決定するやいなや県連が推薦。これ自身が”ねじれ”だ。しかも、すでに中森氏を推している国会議員や県会議員もいるからまたさらにねじれた。さらに御当地さいたま市議会の自民系市議もバラバラだ。
一方の民主党も”ねじれ”だ。武正幹事長は現職よりと評判だ。一期目の原田市議なぞ堂々と相川氏を応援。しかも、つい半年前までは自ら市長選へ出馬したい旨を一部に話し、相川批判を激しくしていた。除名騒ぎまでおきているという。
また、民主党の県議団の重鎮は告示前日、選挙とは全く違うビラを大宮駅で配っていた。これにはあいた口がふさがらなかった。
”隠れ”もひどい。会合に出席した帰りにはもう他候補支援を平気で口にしている人たちも目立つ。企業は、社長は現役に、専務や副社長は他候補、という実例もかなり聞くからひどい。ということは、この選挙はぬきんでる候補がいないと言うことだろうか。そうやってみていくと、組織票が多い候補が強いということになる。相川氏が必死なのはこの辺なのだろうか。
いずれにしても民主主義にとって”ねじれ”や”隠れ”は健康なことではない。
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