環境に関する全く新しい視点での資格が登場した。

その名は、「エコキーパー」。

エコキーパーと聞いてどのようなイメージを持たれるだろうか？

エコが自然でキーパーは守る人、だから自然を守る人となる。

イメージ的には、自然環境を守る人のような感じを受けるネーミングである。

風が吹けば桶屋がもうかる的に考えると、そのイメージも当たらずとも遠からずと言えるであろう。

実は、「エコキーパー」とは、

職場や家庭で自主的に省エネ活動を行う人材を育成するための資格である。

ここで、注目したいのは、「省エネ」に特化している点である。

この資格が生まれた背景には、いくつかの企業での環境活動実績によるもであったと、この協会の事務局長からお聞きした。

環境マネジメントシステム（ＩＳＯ１４００１等）を導入したり、あるいは省エネ機器を導入したりする企業は年々増加傾向にある。

ところが、省エネが思うように進まないという悩みを持っている環境部門の担当者が実は多い。

では、どこに問題があるのだろうか？

それは、リーダーシップを発揮できる人が少ないというのが現状である。

その箇所にフォーカスした資格制度が「エコキーパー」である。

栄えある第１回目の研修会が、６月２７日（土）に船橋情報ビジネス専門学校本館にて開催される。この資格保持者が全国で増加して、各企業あるいは各家庭において、省エネのリーダーシップを発揮してもらいたい。

以下が、「エコキーパー協会」のホームページある。

http://www.ecokeeper.org/

（今里　仁）