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上田知事は、「みどりと川の再生」をキャッチコピーにして、奮闘している。しかし、そんな姿勢に水をさすような発言が飛び出した。「地球温暖化対策の検討に関する専門委員会」と称する会でのこと。報道によればヒートアイランド研究の第一人者の大学教授が“屋上緑化は無駄遣いだ”と。確かにCO2削減に強烈な効果は期待できないとしても、それ以上の、目に見えない効果は大きいことは言うまでもない。都市は砂漠であってはならない。近代ビル群にこそ緑は絶対的必要要素だ。無駄遣いどころではない。校庭緑化も大切だ。既にサッカーでも芝生のグラウンドが求められているし、校庭の緑化は怪我を減らし、子ども達の心の栄養となると、関係者は口を揃えて言う。メンテナンスにお金が掛かるのが欠点だが、メンテナンスこそ子ども達と共に仕事をして、自然は丁寧な手入れこそ必須と教えるのも大切な教育の一環だ。
無駄遣いといえば、熊谷駅の北口、南口の冷却ミスト装置には肝を冷やされた。わずかな駅の空間に霧がぱらつくのだ。「あついぞ熊谷」が「何なんだ、熊谷だ」になったと、市民たちが言っている。このミストになんと5,000万円を掛けたという。環境施策には大きな資金はつきものだ。だからこそ、賢明な施策でなければならない。それこそ、ミストしか思えない施策は、雲散霧消に終ってしまうのではないか。
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