トップページ ≫ 未分類 ≫ 危機管理は大丈夫なのか?地震大国ニッポン
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“グラ ぐら” ! 「うん! あれ! 地震か 地震だな、これ!」息をこらして様子を窺う。
その間、1・2分「治まったな」、深夜、地震発生時での会話だった。
数日後、車で帰宅途中、停止してテレビが作動すると地震情報がテロップで流れている、電柱、電線を見てもほとんど分からない、気づいていなかった。
首都圏近郊の居住者は、こんな感じで「地震」を体感しているのではないかと思った。
地震のメカニズムをネットで開いてみた、「日本列島付近では、太平洋プレートがアジア
プレートを引きずり込みながらもぐりこんでいる、この2つのプレートの境目に、ひずみがたまり、こらえ切れなくなるとアジアプレートがはね上がり、地震が発生する」
「地球の表面は太平洋プレートやユーラシアプレートなど10枚から20枚程度のプレート(板状の岩層)からなっていて、年に数センチの速度で動いている、日本は、4つの
プレートが折り重なる場所に位置している」日本は、大変な所にいるのだ。子供でも知っていそうなことを改めて読んでみた。
政府としても、関東発生の東海沖地震を最大の地震と捉え、更に東京直下型地震等を想
定するなど危機管理体制の中に防災システムを網羅している。
しかし、過去及び最近の大規模地震を知るに、
○ 大正19年9月1日 関東大震災、
○ 平成7年1月17日 阪神・淡路大震災、
平成16年10月23日 新潟・中越大震災
平成20年5月12日 中国・四川省大地震
平成20年6月14日 岩手・宮城内陸地震
等が記録や記憶にとどまっている。被災地の方々が受けた被害は突然に訪れ、かつ奪われ
たものは想像を絶している、物の回復には長期間を要し、心の傷は深く重い、これら体験
していない近郊居住者は、被災地となった生活を計り知り得ていない。
危機管理大丈夫だろうか? 政府や民間レベルのマニアルは? 防災訓練の成果や幾多
の教訓は生かされるのだろうか? 個人の努力に委ねられるに留まるのだろうか?
被災時における市民一人ひとりの助け合いが期待できるだろうか。いや期待したい。
いち早くは、市町村の職員の活動が中心になってしまっているかの様子がある。
そこで思うに、市町村議会議員はもちろん県議会議員も地区の防災体制に入ったとして、
デスクではなく、実働部隊員に編成されて当然であろう、選挙運動のパワーを持ってすれ
ば十分活動すべきである。
しかも、テレビ情報を観ると、数十年もの前から体育館・公民館・公園・その他公共機
関に避難させ、数枚の災害毛布を配布された方々がプライバシーもなく、雑魚寝状態の映
像が送られてくる、初期対応が全く改善されていない。
山積みの国政・県政等の中、地震国と言われ最大の危機管理を想定しているなら、大防災を形骸化しないで、近年には、プライバシーまでも確保した備えの具現化を行政に期待する小生は愚かな者になるのだろうか。
脚下照顧
井上 栄太郎
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