トップページ ≫ 未分類 ≫ 七光り達や暖冬異変の麦に国民を守れるか
未分類
安倍さんも福田さんも未熟だった。そしてその能力ということにも疑問があった。宰相というには程遠かった。宰相とまではいかなくとも人の上に立つべきものは一部の天才を除いてはやはり経験は宝だ。
一つの企業の経営者になるにはやはり10年の経験は不可欠だ。様々の部門を知る。そして人心を掌握する術もマスターしなければならない。経営とは心理学でもあるのだ。幕末から維新への革命は、時代という巨大な歯車とエネルギーがあった。そして後押しをした。若き志士達の裏には年長者が知恵と財力を与えていた。そして志士の中心となっていたリーダー達はそれなりの帝王学も学んでいた。剣術もまた彼らの大切な心身の修行だった。二世も三世もそんなものは役に立たなかったし、実力がものを言った。
歴史を逆照射して、今の政治家とは何か?自民党でいえば約52パーセントが、二世三世で占められ、真の政治家としての修練をしてきていないのだ。親の七光りや十四光まで、否、それ以上の光の中で暖冬異変の麦のような秋霜の厳しさを経験せず政治家というこれまた陽のあたる職場でぬくぬくと育ってきた、温室のモヤシのような人間。そう言われても仕方ないほど劣化した政治家達。しかし、その人達を好んで選んでいるのは有権者達なのだ。
我々は今、食の反省として、より自然な野菜をとろうとしているのと同じように、風雪に耐えて鍛え貫かれたリーダーを選ばなければならないところに来ているという厳しい認識に立たなければならない。推薦人20人も集められもしないでメディアにのって「世代交代だ。若者だ」と叫んでいる人間の神経がわからない。彼らも二世。勿論、大臣も何も経験していない軽い存在だということに自覚がないのは悲しいピエロにみえて仕方ない。宰相をトップとして、リーダー達の責任は動かざる巌のごとく重い。国民の生活を守り、社員達の生活を守らなければならないのだから。
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR