いよいよ総選挙の足音が近づいてきた。師走でもないのに先生方が走りだした。実際総選挙は間近に迫ってきているのは事実なのだろう。

さて、自民が勝っても民主が勝っても日本の宰相になるのは麻生太郎氏か小沢一郎氏だ。

この二人はキャラ的に好対称なのがおもしろい。明と暗。麻生さんは底抜けに明るい。これに対して小沢さんは雨雲のように暗い印象は免れない。しゃべり方も麻生さんはベランメエで歯切れがよい。一方の小沢さんは東北人らしい朴訥さとぶっきらぼうさが特徴だ。笑顔も麻生さんは心からの笑顔に見えるが小沢さんは無理に作ったような顔をして笑う。ご両人とも飛びぬけて勉強家で政策に強くけんかにも強いが、麻生さんは日本人の義理人情に弱く、一方小沢さんは何十人もの同士が離れていった事実がある。余談だが、麻生氏はこと女性に対しては非情な別れ方をしてきた過去があると週刊誌等では伝えられている。

　ところで二人の共通点はともに政治家の２世であることだ。心配なのはこの二年、二世議員の安倍、福田両首相がいとも簡単に政権を放り投げ出したことだ。小沢さんも新進党をいきなり放り出したりした実績？があるということだ。経験と才能では二人とも充分だと思うが、いかなる場合でも政権だけは放り出すようなひ弱な姿だけは世界や国民の前にさらけださないで欲しい。

埼玉県民である小子は過去、このお二方に会って政治を語ったことがある。少なくとも会ったときのお二人は好漢であったことには間違いないのだから。