トップページ ≫ 未分類 ≫ 安心して産みたい!! 何が少子化対策か?
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大きな事件が起きた。脳出血を起こした東京都内の妊婦がなんと8つの医療機関に受け入れを断られ、出産後に死亡した。子どもが生まれることを心待ちにしていた本人の無念さと、残された家族のことを思うと、ことばを失う。
受け入れを一時拒否した病院は、「総合周産期母子医療センター」。総合周産期母子医療センターとは、国が96年に制度化した、最重症の妊産婦や新生児の救命に当たるため、24時間体制で産科担当医が勤務していることが条件の医療施設。その施設が受け入れを断ったというのだから、大問題だ。
今回の妊婦は脳出血だったが、妊娠、出産中には脳出血を起こしやすく、脳出血は妊産婦の死亡原因の第2位だという。だが、センターは産科医と新生児診療を担当する小児科医がいることだけが必要条件になっているので、実際、脳出血を起こした妊産婦の治療に対応できないセンターが多いという。
埼玉県産婦人科医会のホームページによると、県内には、総合母子医療センターは、川越の埼玉医大総合センター内にある。医療施設としては、他に、地域母子医療センターが5施設、その他の周産期医療施設が10施設。その他に新生児搬送のみ行う施設が1施設ある。埼玉県での、周産期医療の実態は、安心できるものなのだろうか?
世に、少子化、少子化と叫ばれ、小児科医も不足している。妊婦、新生児医療を充実してくれないことには、女たちは安心して子どもを産むことなどできないのだ。
(檀 玲)
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