トップページ ≫ 未分類 ≫ 独裁か凡愚か?~迷惑なのは有権者達~
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民主党の国会議員達は小沢幹事長にちょっと微笑みを投げかけられると、ほっと胸をなでおろし、幸せな気分にひたるそうだ。まして新人議員は感動するという。愚かな話だ。時の総理もこの小沢氏に一言言われるとすぐに腰砕けになるという。国対の委員長なぞ“ゆっくりやれ”と言われれば“ハイ!” “強行採決だ”と言われれば平気で命に従う。予算の査定は、民主党の県連を通して、小沢幹事長の裁断を仰ぐ。政府はどうしているのか?党が全てを決定していく。党とはすなわち小沢幹事長だ。かつてソビエト共産党も幹事長ならぬ書記長の独裁で全てが決まった。一党独裁と、一幹事長や一書記長独裁だ。小沢氏が本当に独裁を好んでいるかどうかは知る由もない。ただ周りがあまりにもひ弱で力不足だ。マニフェスト神話に酔っているかと思えば、首相自ら「国民の皆様がそういうのなら、高速道路無料化も北海道一地区に限定しても良い・・・」とか言い出す始末。国債発行も、子育て支援も大きなマニフェスト違反をせざるを得なくなるのは自明の理だ。だから小子はマニフェストなぞ無関心だと書いてきた。いつの世も現実は醜悪だから、醜悪にフタを閉じたマニフェストを信じるほうが青臭く、拙いのだと思っている。
さて独裁。一方の自民党は、若手が騒いでいる。“党の総裁はもっと独裁的になって欲しい”と。恥ずかしい話だ。民主主義に独裁が必要である筈がない。強いリーダーシップが必要だということだけだ。それにしても谷垣総裁は今のこの最中自転車から転げおちて寂しい笑顔をふりまいているのだから楽しい人だ。凡愚とはこのことか。暗愚と言われないからまだましだが。
しかし、小選挙区制などという制度を信じればこういう結果はわかりきっている筈だ。迷惑なのは有権者だ。いずれにしてもこの制度をつくりあげた小沢氏は独りほくそ笑んでいる筈だ。
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