トップページ ≫ 未分類 ≫ 心と体の美を求める全ての女性に『産後ビューティ』寄居町出身の人気イラストレーター柴崎マイさん
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女性誌などを中心に女性や女の子を描く人気イラストレーター柴崎マイさん(寄居町出身)が初の著書『産後ビューティ』(ワニブックス)を出版した。
『産後ビューティ』の帯には、「キレイになりたいママに!」「美を求める全てのママにおくる、妊娠中からはじめられる美容法50!」とある。自身が挑戦した妊娠中・産後のさまざまな美容法について見開き単位でイラストをふんだんに用いつつ紹介した本だ。魅力的なイラストとエッセイ・スタイルの文章が心地よく響き、どのページからでも入り込んでいける。「美」をテーマにした妊娠・産後のドキュメンタリー・エッセイとしても美容法マニュアルとしても読める内容。「体重が戻らない」「おなかがたるんだ」「これが産後うつ?」など、心と体に効く美容法が自らの体験をもとに詳しく分かりやすく描かれている。
子どものころから「本作りが夢だった」という柴崎さんに執筆のきっかけをきいてみよう。
「10代後半のころ、ひどい肌荒れに悩みコンプレックスを抱きました。『キレイになりたい』という一心でビューティー探求に力を注ぐようになったんですね。20代後半になると今度は、フリーという立場での仕事、プライベートなど強いストレス、心の悩みを抱えるようになりました。その期間をなんとか克服することができ、外見の美はもちろん内面磨きも必要なのだと思うようになったんです。『人生をハッピーにするために心と体を磨き続けたい』という思いから、後に続く女性たちに何か役に立つようなことがしたいと考えました。そのために、心と体を磨きキラキラ輝いているためにどうすればいいかブログを始めることにしたんです。妊娠が分かったのは、ちょうどその時でした。妊娠中・産後を通して自分が実験台になるような感覚で、さまざまなビューティーにチャレンジし、ブログでまとめていったのです。その内容を基本に出版を企画しました」
ストレス、心の悩みを抱えていた20代後半、柴崎さんはすでにフリーのイラストレーターとして活躍していた東京を離れ、生まれ育った寄居に戻った。
「故郷の豊かな自然の中をウォーキングしたり、家族とともに生活を送ることで、自分の原点を見つめ直しました。ストレスから自分を解き放ち立ち直るきっかけを掴むことができたんですね。とくに荒川沿いの木陰を歩くと、心の透明感を高めてくれる。この時期の心の悩みを克服できたことが、今回の出版に結びついています。結婚までの3~4年を寄居で過ごすことになりました」
また、寄居町商工会のキャラクター“乙姫ちゃん”(2006年)のデザインを依頼され制作したのは、寄居滞在時代のことだ。さまざまな商品や商工会のカレンダーにも使われ、人気も上々だという。
ところで、柴崎さんの描く女性イラストに込められた思いは「女性開花」で、「品よく可愛く美しく」の女性像をイメージしたものだという。『産後ビューティ』に登場するたくさんのイラストのテーマは「キラキラ輝いているハッピーな女性」だ。
柴崎さんにとって初の著書となる『産後ビューティ』には、「娘が産まれてきてくれなければ存在しませんでした。ママの夢までかなえてくれてありがとう」という思いが凝縮されている。長女はいま1才7か月となり、夫のサポートもあって、イラストの仕事と子育ての両立がスタートしている。子育てしながら働く女性のビューティなどについても新たな可能性が広がっていくのだろう。
「今後も、“女性が幸せになる心と体のビューティー”をテーマに著書をコンスタントに出していきたいと思います」
ブログ“わたしのきれいノート~品よく可愛く美しく~”
http://ameblo.jp/kireinote/
〈プロフィール〉
埼玉県寄居町出身。1997年、女子美術大学造形計画専攻グラフィックデザインコース卒業。ノエビアのCMイラストなどで知られるグラフィックデザイナー鶴田一郎の事務所勤務を経て、2000年からフリーランスのイラストレーターとして活動を開始。女の子や女性を主役とした人物イラストレーションを描き、広告、TV、書籍、雑誌、Web 等幅広い媒体に提供している。現在、「たまごクラブ」(ベネッセコーポレーション)などに連載中。『産後ビューティ』(ワニブックス)は、大手書店を中心に販売。
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