トップページ ≫ 未分類 ≫ 「常にお店の最前線で」 ぐるなびグランプリ三冠のレストランスクエアを経営する野田祐久さん
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「経営者だからといって部屋に閉じこもっているのは性に合わないんです。常に現場のお店に立ってお客さまと接していたい」
こう笑うのは、飲食業のグループ企業、(株)道山閣、(株)ショーショク、(有)レインボーを経営する野田祐久(66)さんだ。
大学卒業と同時に結婚式場の道山閣に入社した。20代半ば、他の世界も見てみたくて畑違いのビクターに転職して総務や経営企画を経験した野田さんは、結局、道山閣に支配人として復帰する。28歳のときのことだ。
「ブライダルは一生に一度」と全精力を傾けるお客さまのために、とことん納得できる式づくりを目指し、司会まで自らこなした。フレンドリーなブライダルの確立に力を注いだ野田さんの現場好きは、当時から一貫している。
社長に就任した1998年ころは、業界全体が飽和状態であることに加えジミ婚真っ盛りで結婚式場にとっては逆風が吹いていた。そんな中、学食業界にも参入し経営を安定させるとともにコストダウンのノウハウを磨いた。
次の転機は、新たにレストランスクエアを大宮駅西口にある大宮法科大学院大学が入るビルの1階に出店した2005年。「ユニクロのレストラン版を目指しました。クオリティは高いけれども、ランチでは1000円でお釣りが出て毎日来店していただけるようなお店です」
毎日来店していただいても飽きないようにと多彩な定食に加えパスタ、カレー、うどん・そば、ラーメン、丼物、焼きたてパンなどをリーズナブルな価格設定でラインナップした。
夜や週末はブッフェスタイル。大宮駅西口周辺にブッフェは他になく、またディナー・ブッフェは和洋中に焼きたてパン、デザートなど40種以上で、一人2100円という価格も好評だ。
しかも、単に安価な何でも屋ではなく、自家製ベーカーリーはじめ料理はみなハンドメイドというこだわりもお客さまの舌と心を射止めた。野菜多め、味は薄めという工夫も好評の理由の一つだ。コストパフォーマンスは高く、学食業界で蓄積したコストダウンのノウハウも役立った。
ブッフェの人気メニューの一つ、スペアリブはオープン当初フジTVで紹介されると、連日行列ができるほど賑わったことも。
現在、週末は結婚式パーティの二次会会場としても大人気だという。スクエアの人気ぶりは、ぐるなびグランプリで2009年度総合賞部門・洋食部門・モバイル部門の三冠を達成していることからも一目瞭然だ。しかも4年連続で受賞中という。
野田さんは、デートから飲み会、貸切パーティとあらゆる層の支持に応えることができる数少ないお店づくりに成功した。
「これまでブライダルや学食、レストランと方向性も客層も異なる業態に携わることで常に勉強になっている。お店に出てお客さまが喜んでいる顔を見ると、仕事冥利に尽きますね。新しい出会いが刺激になるんです」
野田祐久プロフィール
1944年3月生まれ。東京都中野区出身。青山学院大学商学部卒業後、1966年道山閣入社。1988年に代表取締役就任。現在、(有)レインボー代表取締役、(株)ショーショク代表取締役、(株)道山閣相談役。
レストランスクエア
〒330-0854さいたま市大宮区桜木町4-333-13OLSビル1F
ランチタイム 月~金曜日11:00~15:00
ランチブッフェメニュー 土・日・祝11:00~15:00 大人1,450円など
ディナーブッフェ・バイキング 月~金17:30~22:30(土・日・祝~22:00) 大人2,100円など
貸切は50名より。
詳細は、レストランスクエア048-650-2178まで。
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