トップページ ≫ 地域情報 ≫ デカケール ≫ あったかカフェ「ギャラリー南風」で沖縄料理を堪能する
地域情報 …デカケール
私が以前旅行会社に勤務していた頃沖縄担当だったためか、その若き日から沖縄の海の美しさや沖縄県人のおおらかで明るい気質が大好きである。
しかし、沖縄料理は全くというほど興味を持たないどころか美味しいと思ったことがなかった。
今回あるきっかけでその沖縄料理を味わいに与野本町から徒歩7分のカフェに訪れてみた。
築200年の古民家の外観はカフェというより和食料理屋と思わせる雰囲気だ。
しかしひとたび扉の中に入ると珈琲の薫りと木のぬくもりが漂うお洒落なカフェ。
ここではカフェメニューの珈琲、ケーキのほか、沖縄料理が堪能できる。
そしてこの店の最大の売りは、沖縄出身のオーナーである山田ちづこさんだ。
ちづこさんは元NHK沖縄放送局FMリクエストアワー初代DJ。
しゃべりもさることながら聞き上手。そしてその性格はさすが沖縄県人、陽気で快活である。その人柄ゆえに遠方からわざわざ足を運ぶ客も多い。
店内のいたる所には女性の心を惹きつける沖縄の陶器や手作り小物、また定期的に開かれるカルチャースクールの作品である絵手紙が飾られている。お料理や珈琲を待つ間も店内を眺めて楽しめる。勿論購入できるものもあるのでお気に入りの珈琲カップを見つけるのもいい。
この日はおまかせコース。ちづこさんのセレクトの沖縄料理が沖縄の陶器に盛られてお目見えだ。ゴーヤチャンプルは豚の角煮を入れることで苦味がなくまろやかになるとのことで苦味が苦手な私の舌をうならせた。そしてピーナツ豆腐、豚の角煮と沖縄焼きそばなど、どれも初めて美味しいと思える絶品のものであった。また鮮やかな彩色の琉球グラスで飲む泡盛もついついすすんでしまう。
最後に豆から挽いたまろやかな珈琲を飲みながら、しばし過ぎ去りし若き日々を懐かしみ感慨にふける。そしてまた無性に沖縄に行ってみたいと想わせる至福のひとときであった。
ギャラリー南風ホームページhttp://gallery-minakaze.sakura.ne.jp/index.html
(古城 智美)
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