トップページ ≫ 社会 ≫ 介護職の頂点を目指す!介護甲子園決勝進出事業所決まる
社会
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「介護から日本を元気に!介護から日本を創る!」として社団法人日本介護協会が主催するイベント、「第4回介護甲子園」が11月9日 午後1時より日比谷公会堂にて開催される。2011年11月に第1回が開催され、今年で4回目を迎える。 主催者日本介護協会の左敬真(ひだり ひろまさ)理事長は「介護は大変で苦労が多いというイメージが強い。離職率の高さも目立ち介護職は3Kとして、メディアの捉え方も誤解を招く内容で暗いイメージが定着してしまった。介護甲子園というイベントで、介護という職業はやりがいがある素敵な仕事、かっこいい仕事と言われ、希望を持てる仕事だと実感してもらいたい。そして介護業界で働く人たちに夢と誇りを持ってもらいたいと願っている。」と大会にかける思いを語る。
「すべての介護職の、夢と誇りをのせて。」のスローガンの下、全国1,236事業所がエントリーした。外部の介護関係有識者によるエントリーシートの書類審査が行われる。事業所の目指す事業所像、利用者や職員、地域や利用者の家族との関わり方、独自の取り組みやPR写真など、その事業所の介護に対する思いをアピール。審査で選ばれた事業所のPR動画が配信され、インターネット投票で決勝出場の事業所が選ばれる。そして日比谷公会堂において決勝進出5事業所が繰り広げるプレゼンテーションに当日来場者が「最も学びと気づきを与えた事業所」に対し投票、日本一が決定する。今回、昨年のエントリー数803を大きく上回る1,236事業所がエントリー。インターネット投票総数は22,164票。日本全国5つのブロックからそれぞれ決勝出場事業所が選ばれた。8月31日、5事業所による「出陣式」が都内ホテル会場にて行われ、決勝に臨む意気込みを交換し合った。
第4回介護甲子園決勝進出事業所
第1ブロック「介護老人保健施設平成の家」(青森県)「働くデイケアという特色を広く伝えていきたい」
第2ブロック「特別養護老人ホーム大井苑(埼玉県)「介護に携わっている仲間に活力と希望を与えたい」
第3ブロック「たんぽぽデイサービス今伊勢」(愛知県)「介護の熱い思いを伝えたい。角度を変えて介護を見ていきたい」
第4ブロック「シャローム泉北社労夢工房匠」(大阪府)「前回出場したことで見学者が増えた。より成長していきたい」
第5ブロック「栗山山荘介護ステーション」(香川県)「介護は恩返しである、という思いを込め、愛と夢と希望を与えたい」
介護甲子園に賞品、賞金などはない。しかし介護甲子園で認められた事業所は高い評価を受け、介護に携わる人やこれから携わろうとする人の憧れ対象となる。決勝大会に出場できる事業所の職員にとっては誇りとなり、その事業所のさらなる成長につながっていく。介護に対する熱意や新しい取り組み方は他の事業所の参考となり、刺激し合って介護事業の質の向上にもつながる。「介護甲子園」によって、介護に携わる全国の仲間たちが共に学び共に成長していけば、介護に携わる人たちがますます輝いてくる。介護を受ける利用者にとっても心地良い介護につながるのだ。このような若い介護従事者たちの取り組みが広く知れ渡り、社会全体が介護に対するイメージを塗り替えていくように望んでやまない。
(多田 清成)
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