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8月9日土曜日、10日日曜日、浦和ルーテル学院近くの、”CRAFT-A”で、「木の手づくり展」が開催された。
リースなど、素材である「木」の特徴が生かされ、ぬくもりを感じる作品が多数並べられ、販売もされた。
主宰の本庄綾子さんは、学生時代、木と触れ合ったことがきっかけになり、木工芸に目覚めた。創作活動を始めた当初は、試行錯誤の繰り返しだったそうだが、結婚し、子育てをしている時も創作活動を継続し、腕を磨いてきた。
都内で幼稚園園長を務める、夫の豊さんは、綾子さんの創作活動をずっと見守ってきた。北海道の日高地方で生まれ、子どもの頃は、自然素材を遊び道具にしていたので、木を使って創作活動をする綾子さんの様子を興味深く眺めていた。最近豊さん自身も創作に目覚め、今回の作品展でも、豊さんの作品が並べられた。
綾子さん愛用の電動糸鋸も三代目となり、気づけば創作活動も40年目を迎えていた。
木は色も形もいろいろなので、想像力を育て、表現力も身に付く、素晴らしいツールである。母の創作活動を見て育った次女の絵梨子さんは、「木」ではなく、金属を用いた作品を創るアーチストとして活動中だ。素材は異なるが、創造力は母である綾子さんから確実に受け継いでいるのだ。
今後も本庄さんご夫妻は、創作活動を通じて、創造する楽しさを次世代にも伝えたいと語る。
どんな小さな切れ端でも大事にされ、無駄なく大切に使う本庄さんご夫妻。作品を通じ、自然の尊さも感じてほしいとも語った。 尚、11月、クリスマスバージョンの「木の手づくり展」が開催される予定だ。
(直木 龍介)
CRAFT-A
さいたま市浦和区駒場1-23-12 電話:048-881-8846
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