文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
先日、仙台へ行ってきました。
きれいな紅葉は、見られなかったのですが、帰途、震災を受けた海岸沿いを通りました。ただ・・ただ・・涙・涙です。
雑草がおい茂り、その中に住居の土台だけが残っているのです。土台さえない地もあります。
ここで皆様、毎日、海を生活の一部として暮らしていたのですね。
それが、あっという間に何もかも奪われてしまったのです。
テレビの映像と重なり、一層悲しみが湧き上がりました。
ガレキの山が、所々にあり、政府は何をしているのでしょうか。
全然、手つかずの状態です。
このガレキの中に小さなご遺体でもあったら・・・。
再び寒い冬がきます。皆様がどんなお気持ちで生活をしているのかを考えると、怒りが込み上げてきます。
ガレキの山に向かって皆で、黙祷。
バスに戻った皆の目は真っ赤です。一言話すと涙がこぼれそうで・・・。
予定では、降りることはなかったのでお花も用意できず、残念でした。
でもこうやって皆が被災地にふれてみて関心を持つことはとっても大事です。
「明日への責任」なんて言っている人がいますが、今やることがこの地には必要なんです!この人は、この地に再度、足を運んでいますか。
復興予算は届いているのでしょうか。
あらためて、私の小さな力の出来る限り応援したいと思い、悲しみの場所を後にしました。
陽が出ても ガレキの裏の 寒さかな
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR