両親の手に守られ　たくさんの手に助けられ

笑顔をいっぱい咲かせていたあの頃

まるで春のぬくもりに包まれているかのように

あたたかな毎日だった

涙を流す　そんな夜もあった

苦労と試練が訪れた暑い夏　太陽が眩しかった

生きることの意味さえ知らず　ただがむしゃらに生きた　

そして恋を知った

澄み渡る空をふと見上げる

歩いてきた道を想いだし　笑みをこぼす

満月をみて　秋の情緒に浸る　

秋が人の深みをも　教えてくれた　

春夏秋の舞台を踏み　やがて冬に辿りつく

厳しい寒さに耐える力をもって　その三つの舞台を優しく見守る

情愛にあふれたその眼差しは　強く　優しく　ときに孤独・・・

春夏秋冬・・・人生そのものなのかもしれない・・・