文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
学生時代文通友達の友人から寒中見舞いが届いた。
昔と変わらない文章に言いようのない懐かしさを感じる。
彼女とは何年かに一度会うだけだが、もう30年来のつきあいになる。
彼女の手紙には、16年間一緒に生活した猫の大五郎が亡くなり、落ち込んでおり、何もやる気にならないと書かれていた。息子たちを大学に出た時もこんなに辛くなかったと・・・。
大五郎は、彼女にとって同じ時間を共有し、いつもそばにいた最愛の家族だったのだろう。
そう、そんなに遠くない昔、猫はネズミを捕る動物として、犬は外で番犬として飼われていた。
私は幼い頃、猫がネズミをくわえている姿を見てあまりのリアルさに落ち込んだことがあった。
今、猫や犬は家の中で家族同様の生活し、癒しを与えてくれる存在となっている。
不況と言われてもペット市場は常に右肩上がり。
核家族化や子供の減少、携帯電話の普及によりコミュニケーション不足が深刻な問題となっている今、時代が変わっても人はやはり「癒し」を求めているのだろう。
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