戦争中の不幸な問題の一つに「従軍慰安婦問題」がある。

今週の橋本発言には本当に女性として強い憤りを感じるのは

まったく正常な神経だ。

軍人が生死をかけて戦う時に「性奴隷」は必要といういい方も

軍人に対しても非常に無礼だ。

橋本氏は自身の出自の問題と父親の行為について激しく

怒り、週刊朝日とのバトル戦も記憶に新しい。

すべて超えた上で私は女性として橋本氏に言いたい。

遊郭などには貧しい家からどうしようもなく女児が売られて

来たのだ。女性として生まれてきて、「喜んで」そういう世界

に身を置く女性は一人としていないのだ。

女性の尊厳を軽視する政治家がこの四半世紀になる平成の世に

存在することが驚きである。

この人に「人権」を語ることができるのか。

「男女共同社会」についてどう向き合うのか。

かつて「浮気問題」が露見したときも、やや開き直った発言

だった。

家庭がありながら、他の女性に身も心も奪われる。

その延長線上で沖縄在留の軍人に「フーゾクへ」という発言を

公言してしまうのだ。

女性を大切にする米国。さぞかし、びっくりしたことであろう。

人間として「品格」についてもっと学ばれたほうがいい。

なでしこ便から一女性として　「異議あり」と発信する。