今年３月から湘南新宿ラインが停車し、以前よりかなり便利になった浦和駅。　

　西口の辺りは大きく様変わりし、ユザワヤや東武ホテルの跡地にはマンションが建ち、人の流れさえも変えてしまった。

　ユザワヤは、東口あるパルコの中に２０１０年１０月に移転してしまったが、以前は映画館も併設され、週末になると朝から行列ができていた。

　かつて、伊勢丹（コルソ側）から出て、さくら通りを歩き、ユザワヤにいくのはトレンドと言われる時代があったのだ。

　浦和駅西口の顔と言えば、やっぱり伊勢丹だ。デパート特有のひんやりとした乾いた空気と、開店と同時に並ぶ店員さんが毎日お客様をお出迎えする。なんとも心地よい。　

　昭和５６年に開店した浦和店は、本店に次いで全国で二番目の売上高を誇る。

　バブルがはじけ、大型スーパーの進出により、百貨店は冬の時代に向かえていると言われているが、伊勢丹浦和店は常に活気に満ちあふれている。

　今週の土曜日には、ルイ・ヴィトンがリニューアルオープンし、更なる集客率が期待されている。

　浦和に住んでもうすぐ２０年。街は生きているのだと感じる毎日。

　古い物を大切にしつつ、新しい物を取り入れ、浦和が日々成長していくことを楽しみながらこの街に住み続けたい。