１５年ぶりの友と逢った。

きっかけは友から送られてきたアドレス変更のメールだった。

アドレス変更は、登録の変更という相手の手を煩わせるため、わたし的には一度も行ったことがなく、あまり好ましくないと想っていたが、たまにはこんなきっかけを作ってくれるものだと少しばかり好意的になった。

さて友のはなし。

友といってもお姉さま方だ。

キャーキャー言っていただけのわたしにゴルフやお酒や人間的な魅力を教えてくれたわたしの理想の女性たちである。

昔から気取らない彼女たちはわたしの「いくつになった？」の問いに堂々と答えてくれる。

通常の女性はある程度の年令になるとその問いに言い渋ることが多い。

素敵に年を重ねている証拠である。

何も変わってない彼女たちを目の当たりにして幸せなひとときに浸った。

そして彼女たちから年を重ねることの美しさを教えてもらった気がする。

お姉さまたちからみた以前のわたしは「可愛いいゆきちゃん」だったと話してくれた。

さらに「ゆきちゃん、成長したね」と、彼女たちは言ってくれたので、すかさず

「そうでしょ、一人前の人間らしくなったでしょ」とぺこちゃんのように舌を出しておどけてみた。

まだまだ彼女たちの前では「大人の女性」にはなれないようだ。（汗）