文芸広場
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現在秋の交通安全運動実施中だ。
地域では、首長、所轄署長を先頭に、交通安全運動に協力する諸団体が住民に交通遵守啓蒙活動をくりひろげていく。
年間四季を通じて、この運動は恒例行事だ。
偶然であるが、犬とともに朝のお散歩で、その「出発式」なるものに遭遇することができた。
白バイの警官、いつの時代も交通警察の花形だ。
りりしく、さっそうとしている。(うっかり交通違反をしてしまい切符を切られたりするときは、あの白いマフラーまでもがイラつくのは私だけではないかも)
首長、署長の挨拶がつづき、出発式は終了。
このあと、市内の交差点で、数時間啓蒙活動を関係団体がするという。
なんとも、崇高なボランテイア精神で頭が下がる。
そこで、私はびっくりする。駐車場出口は目的地に向かう車でびっしりだ。
警官風の格好をしたナントカ団体の人、ワンバイワン(合流地点でドライバーが行う通常行為。本線へ合流する車を一台ずつ入れていくマナーだ。)をしない。なんと三台も目撃してしまった。
以前、初めての輸入車を購入し、都内へ出かけた時のことだ。
家族から「いい車を乗るということはマナーも一緒に向上させること。とくに、渋滞時に道を譲れない人間は高級車問わず、車に乗る資格はない。運転に人間の品格がでるから気をつけて」と言われた。25年も昔のことだが。。。
しかし、今日は「交通ルールを守りましょう」の旗振り役が、「絶対いれないぞ」オーラを出すとは本末転倒だ。悲しくなった。
事故は、悪いタイミングで起きる。呼吸の行き違いと、譲らない貧しい心からも事故は起きる。社会的弱者を守り、余裕をもった運転で死亡事故ゼロ、交通事故ゼロをめざしていきたいものだ。
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