文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
日増しに秋色の濃くなる近頃。知人より電話がありました。先日秋の味覚道中に行こうと約束したけれどしばらくは無理みたいと、どうしたの、何かあったのと聞くと実はね、笑い話になってしまうのよ。今年の夏は猛暑猛暑。新聞紙上でも熱中症で死亡との記事も載りました。娘には「熱中症にならないように喉が渇いていなくても水分はこまめにね」お嫁さんにも「お義母さん、日中は一人なんですから水分はいつもより多めにとっていて下さいね」。とあっちで言われこっちで言われほしくないのに、迷惑かけられないと水分をとったの。
そんな猛暑もすぎ去って初秋の訪れ。味覚道中楽しみにしていた矢先、はっきりした症状は無いのになんとなく身体が重い。それで病院へ。診察の結果水分の摂りすぎで少しむくみも出てますね。塩分も控えめ食事も控えめにして様子をみましょう。そんな事ってあるかしら。娘に「水分摂る様注意したけど限度があるでしょう。笑い話ね」ですって。この年になると迷惑だけはかけたくないという思いでいるのを若い人達にも分かってほしいわよね」。ほんとほんと、でも笑い話でよかったわ。
限度なし 明日は我が身と身に染みる
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