至福の時間はひとによって様々だ。

私の至福の時間は笑うこと。

何も考えず脳を空っぽにして大声で笑う。

これは簡単なようで難しい。

自分にそういう機会を意識して与えないと得られないものである。

だからこそ今日は新宿の「ルミネtheよしもと」に足を運んだ。（笑）

さらに至福の時間。

お気に入りの場所で孤独の時間を過ごす。

まさに笑うこととはある意味で対極ではあるが、誰に気兼ねすることもなく、ひとりの時間を過ごす。

時に丸の内の駅舎を眺めながらのワイン。

夕暮れの雨に濡れる駅舎の神秘的で静寂な佇まいに自分を重ねながら詩を創りだす。

それは私にとってやらなければならない仕事ではなく書きたいという欲求に導く時間でもある。

至福の時間は作らなければできないものだ。

その時間は長さではない。幸せも大きさではない。

自分のほんの小さな幸せの時間を見つけられ過ごすことができることこそ、この上ないものである。

私は今ワインを片手にこれを書く。これもまた私の至福の時間である。