トップページ ≫ 文芸広場 ≫ 心を運ぶ年賀状 年賀状で「個」を主張しよう 浅間 潤子
文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
年賀状が発売されている。
私もすでに購入。プライベートでは300枚近く必要とする。
(仕事先関連を含めると莫大な量であり、あえて未公表)
いままで、いろんな年賀状を作ってきた。
年間読破した本のなかから、引用したこともあった。
ペットの写真を干支にちなんでだしたことも。
プリントごっこなるものを活用した時代も。
今は、パソコンでのアレンジ。
気をつけていることは、添え書きができるスペース。
一言でいい、何かを書きたい。
(一番多いのが、今年こそ会いたいね。お元気ですか?)
それでも直筆のコメントがあるかないかではぐっと変わる。
出す相手に心を運ぶことが「年賀状」であると思う。
家族の肖像的な写真のものも、受け取る側にはうれしい。
あの赤ちゃんだった子がお振袖を着る年ごろなのねと・・
まさに光陰矢のごとし。
通り一遍の常套句の羅列でないものも、送り手の心を感じる。
そして、筆記具。
インクジェット用紙ではなかった頃、もっぱらお気に入りの
「ペリカン万年筆」が大活躍だった。
インクジェット用紙では万年筆が不可で、仕方なくボールペンを使用。
個人的にはボールペンはフォーマルではないと思っていた。
しかし、水性ボールペンは風味が違う。インクジェット用紙にも対応。
今年の誕生日に漆黒のボデイで黒い宝石のような「クロスの水性ボールペン」を叔父からプレゼントされた。「モノを書くものとして、筆記具は武器でもある」と叔父の添え書きがあった。その筆おろしは年賀状で。重厚なのに手に負担がかからない。
そして、筆跡も鮮やかだ。「さすが、クロス」。
贈ってくれた叔父に感謝し、今年は嬉々として年賀状作成作業が進んでいく。
ボジョレーを飲んで、師走を迎え、クリスマスツリーにワクワクしていると
新年午年はもうすぐ。年賀状はお早めに。
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