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文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
本日は待望のボジョレー・ヌーボー解禁日だ。ちょっと早い、丸の内ビルディングのクリスマスツリーを眺めながら、何本かのボジョレーワイン買う。
今宵はそのワインをお供に1年を振り返る。なぜなら今日は年に1度の解禁日だから。
今年も残すところ1ヶ月あまり。
振り返ると1年があっという間に、そして四季が過ぎて行った。冬はこれからだが・・・。
忙しさに追われた日々であったが、初冬の雪の日の、ボタン雪や粉雪を子供のように楽しみ、春の桜を眺めてその美しさに浸った。
儚い命だからこそ、その花は美しく、私の憧れであった。私も命あるかぎりその花のように美しく咲き誇りたいと思った。
夏には、太陽の眩しさに耐えながら、その太陽のもと、笑顔の向日葵にその生命力、生きることを教えてもらった。
またその花は太陽のもと、命の儚さを訴えていた。今を生きる、今を輝いて生きるということを。
私は今、人生のうちで一番、風情のある秋に生きている。その情緒を味わいながら。
命の儚さを知った私が、生きることの色鮮やかさを感じている。
ふときづくと充実した一日一日を噛み締めている。
その夜空で満面の笑みの橙色をした満月が私を照らしてくれていた。
これから寒い冬を迎える。
私にとっては、もしかしたら初めての極寒かもしれない。
いや、この私の性格はそれはきっと試練ではなく挑戦である。自分との戦いだ。
寒さに負けることなく、寒さを味方に冬を楽しむ、雪道をざくざくと踏みしめながら、ゆっくりとその一歩ずつの音を堪能する。
そんな冬を味わっていく私でいたい。
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