トップページ ≫ 文芸広場 ≫ がんばれ沙羅ちゃん 浅間 潤子
文芸広場
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ソチ五輪がはじまり、寝不足国民が増加中。
いつのオリンピックを観戦しながら思うことは同じだ。
自身が中学、高校、大学、社会人と一貫して、スポーツに汗を流した時代があり、スポーツのその道を極めようという経験があるからこそと思うが。
まず、五輪選手に選ばれる奇跡。
その道程たるや、本人、家族、指導者含めて筆舌に尽くす日々だ。
次にマスコミが頻繁に使う言葉であるが「オリンピックには魔物が棲んでいる」。
熱狂のなかでの試合だ。コンマ数秒の気の流れの差が大きな勝敗の差を生んでしまう。
まさに一発勝負。しかも人生経験も浅い、初々しいチーム日の丸の面々。
メダルの色、数に興味をもたない。
もちろん奇跡のオリンピック出場から入賞、それ以上の最高峰であるメダル獲得をした選手。国旗掲揚、日の丸が流れる瞬間心から敬意を表するし、
感動をありがとうとつぶやく。
言いたいことは、これで何個メダル獲得ですとすました顔のキャスターに数が問題ですか?
かつて北海道出身の人から聞いた話。
ジャンプは高層ビルから飛び降りるくらいの恐怖がある。
スキージャンプの沙羅ちゃん。小さい体で、連戦連勝。まさに飛びまくった。
メダルを期待する国民の気持ちはわかるが、彼女の雄姿に拍手喝采をし、次なるステージへ送り出してほしいと切望する。
長島茂雄氏の言葉に「勝って驕らず、負けて腐らず」とある。
アスリートを目指すすべての選手に送りたい。
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