文芸広場
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とっても素敵な笑顔の女の子。
自分にとって一番大切と思うことはと聞かれはっきりと答えていた。「家族、友達、やさしさ」と。
この女の子は父親を失った。避難所暮らしも三か所目、母親はいじめ等を懸念していたが仲良しの友が出来たらしい。
少年は言った。
自分達にとっては想いでのもの、大切なのも、それを瓦礫と言われたくないと。この少年も母親、妹を失った。
それぞれの胸に3年間の思いを迎えた3月11日。復興はどんどん進んでいる様にはみえますが、まだまだ遅く感じられます。
家がなくて帰れない。家があっても帰れない。避難所暮らしの人達は心で泣いても笑顔で頑張っています。
その裏では防潮堤計画も見直しが広がりそうです。
「100年先の住民の命を守る」との事ですが、入札不調等々、海が見えず逆に危険だなどの住民の協議で見直す所も出てきているようです。
避難所暮らしの人達にしてみたら防潮堤も大切です。でも、まず自分達の住める高台を確保してほしいと願っているのではないでしょうか。
皆逃げて自分の声で目をさまし 気づけば枕涙でぬれる
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