文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
私にはノンベイの友達がいる。
まっ類は友を呼ぶといったところだ。
二人の休みが合うと太陽が出ているお昼頃から飲みだし、空を見上げ「酔っぱらったね」とへらへらしながら街を歩く。
この友達は「ゆきちゃん、私のこと大好きだよね」と口癖のように言う。
これはまた誤解を呼ぶ言葉であるがそのように言われると照れ屋の私は「普通かな」と答える。
そこがまた彼女の面白いところなのだが。
彼女との付き合いは四半世紀にもなる。
そこまで長く続くコツは、と問われたら、即座に応えることができる。
その答えは、私達が二人ともアバウト人間だということだ。(仕事は別)
「まっいいか、楽しければね」みたいな言葉が常々お互いの口からでるものだ。
細かいことを気にせず、彼女とのたわいもない会話が私には心地いい。
最近、私のまわりにはアバウトなひとが多い。
でも、このアバウトさが人生を楽しくする、とっておきの秘訣なのだということが今更ながら悟っている私である。
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