文芸広場
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コンビニで印鑑証明書が取れるようになったと聞いたので、早速行ってみた。
以前からあるコンビニのコピー機の画面に行政サービスの文字があった。
こんなにも簡単に印鑑証明が取れるのかと、少しワクワクした。
「住基カードをおいてください」と画面上にでた。
「ん、住基カード?」。私は住基カードが何だか、自分が持っているのか、いないのかもわからなかった。
結局、住基カードがないので印鑑証明書を取ることができず、がっかりしながら帰宅。
インターネットで「住基カード」を検索してみた。
「住民基本台帳カード」は各市区町村で申請した人のみ公布される。
調べてみると「住基カード」を持っている人は、全国の5パーセント程(昨年末調査)で、浸透率はかなり低い。
写真を付でも、写真付きでなくてもよいのだが、写真があると身分証明になる。
しかし、発行するには500円費用がかかる。
普段の生活の中で、住民票や印鑑証明書は頻繁にとるものではない。
わざわざ住基カードを作成し、コンビニの機械でとる必要性はあるのだろうかと考えた。
だが調べてみると、日曜、祭日でもとることができ、役所がやっていない時間にもとることができる。
時間のない、忙しい人にはやはり便利なのであろう。
どんどん便利なる世の中。機械と向き合うことが増えるばかり。
どんな小さな事でもいい。人は人と関わりを持ち、話しをすることが大切。
冷たい機械とばかり向き合い、人の温かさを感じない冷たい世の中になってしまうのではないかと、なんとなく寂しさを感じた。
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