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文芸広場
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何時も通る道沿いの家の庭に、見慣れない犬が居るのに気付いた。
ロングヘアーの毛並の良い優雅な大型犬だ。
今日そこにいたのは、スリムなボディーの精悍な犬。
あーなるほど、季節に合わせて、犬も衣刈りか!と、涼しげな出で立ちを見る。
夏にでもならなければ、その犬の本の姿を知ることはできない。
ここのところ増え続けている、戦いの犠牲者。
一皮剥けば、同じ血の通った人間なのに、憎しみは増すばかりだ。
宗教創立の目的は、人が山あり谷ありの人生を、
無事にまっとうできるようにと創った幸せの指針だった筈。
後から1本ずつ、教えとしての解釈が移植されて、今の形になった宗派。
長い時間を経て、間違った解釈や、人のエゴが加わって創りあげられ、
宗教の偶像にすぎない教えに変わってしまっていても、それに気付かない。
気付こうとすること無く信じ続ける。
本当の教えが何であったのか気付くこともなく、洗脳され、戦う人達。
あの世に行ってから気付くのでは遅いのに、神が嘆いていらっしゃることにも気付かない。
かつて、第2次世界大戦で、多くの国民が洗脳されていた時、間違っている事に気付いた人達がいた。
常に考える習慣と気付く力。修正する勇気と知力を持たなければ、過ちの繰り返しは続く。
明日!では、間に合わない。
次世代への責任は私にも有るのだから。
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