トップページ ≫ 文芸広場 ≫ 雪んこの頑張ろう!「愛しの彼と仲間たち」
文芸広場
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「俺じゃだめか」。
その彼の言葉から21年がたつ。その日から私は彼の虜になった。今日はその彼と2年ぶりに逢う。胸キュンの夜を過ごすのだ。
しかし、ここで言っておこう。彼とのささやかな時間は2人だけではない。
なぜかって、その彼とは日々ブラウン管に映るアイドル木村拓哉様だから。
今回はSMAPとしての2年ぶりのドームツアー。
グループとしての興味はなかったが、ここ最近の彼らの活躍には無関心でいられない私がいる。私の愛しの彼であるキムタク様はひとりでも輝きがあるがこのグループと一体となることによって更なる輝きを増す。それゆえに他メンバーの存在は否めない。
その日は、東京ドームの55,000人とともに、ひとときの胸キュンの夜を過ごす。胸キュンという可愛いものではなく、熱狂と興奮の渦に巻き込まれるといったほうが正解かもしれない。
デビュー23年目のSMAP。
さすがにキムタク様もデビュー当時から比べると顔に数本の線が入り、アンチキムタク派からは、劣化だの終わったなどと叩かれている。
しかし私の持論であるがアイドル、スーパースターというものは単に若い、顔がいいだけではない。年輪を重ねることで、青さとは違う確固たるもの、大きなものに変貌を遂げる。それは簡単なものではない。彼らなりの苦労と努力があって手にするものだ。
この23年間、メンバーひとりの脱退、さらにメンバーによる2回の警察沙汰になる不祥事。
彼らにとっては決して平たんな道ではなかったはず。その困難から這い上がる力をつけて今があり、そしてまた、絆が生まれた。それが観ているものに伝わるからこそ、彼らは今も最前線を走るスターなのである。
グループとしてだけではない。個々の分野で力をつけ、ひとりでも第一線で活躍するスターとなった。その個々の力が集結するとき、全く違う五種類のカラーが入り混じって残念な色を創りだすのではなく、五色のカラーが一層の輝きを放つ。それが観衆を魅了するSMAPだ。
彼らの歌う「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン♪」。
まさに彼らはひとりひとり違う色を持ち、人との色を比べることなく自分のカラーの花を一生懸命咲かせている。
そう、私達は歳、境遇、他の人のせいにするのではなく、今自分にできる花を精一杯咲かせましょう♪と言っているのだ。
今宵は私と55000人に最高の力をくれた愛しの彼とSMAPに感謝をこめて「ありがとう♪」。
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