トップページ ≫ 文芸広場 ≫ 雪んこの頑張ろう!「恋人よ」
文芸広場
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秋の深まりとともに人生の色と情を感じてくる今日この頃。
春の出会いから美しくほのかなピンク色に色づいた頬を赤らめ、意気盛んに恋まっしぐらのあの夏。そして深まる恋とともに、不意に訪れてくる別れ。
枯葉が舞い散るとともにあの人も去って行った。
そんなストーリーが四季にはあっているかのように、この季節がやってくると別れの代名詞のごとく「別れの歌」が多い。
その代表作ともいえるのが五輪真弓の「恋人よ」だ。
枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり
雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない
恋人よ そばにいて こごえる私の そばにいてよ
そしてひとこと この別れ話が 冗談だよと 笑ってほしい
~あの日の二人 宵の流れ星 光っては消える 無情の夢よ
まさに名曲である。
でも・・・哀しい。昔の歌やドラマは哀しくも切ないものが多く涙を誘う。
しかし、私が描く「恋人よ」は違う。情はあるが無情ではない。
タイトルは「恋人よ、一緒に♪」。
春に、儚くも美しい桜をみて命の尊さを感じ、桜が散った新緑に新しい命をみる。灼熱の太陽にみなぎる生きる力をもらい、深まりゆく赤や黄色の紅葉を堪能し、日本の四季の最高潮の美と人生の情緒、生の美しさ、艶やかさを知る。
そしてベンチに座り、冬空のオリオン座を二人で探す。
冷たい手をあたためあいながら・・・。
そんな人生の物語「恋人よ」を私は書き続ける。
恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ ♪(THE END)
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