トップページ ≫ 文芸広場 ≫ 雪んこの頑張ろう!「葡萄畑と芸能人」
文芸広場
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フランスのワインを求めて百貨店や大手スーパーで購入する前に日本の葡萄畑であり、ワイナリーでもある栃木県足利市の「ココ・ファーム」の収穫祭に足を運んだ。
埼玉県から栃木の足利の地はちょっとしたプチ旅行だが、足利駅に着くと、バスやらタクシーが待たなくてもあると思っていた私に、1時間待ちのバスの長蛇の列。タクシーの列はさほどでもないがタクシーがなかなか来ず。
さすが栃木県。
東京マラソンを経験している私にとってこの長蛇の列や待ち時間はたいした驚きでもないが、さすが栃木の寒さは埼玉とはちがう。
思わず「しばれるな~」「ちゃっぷい」の言葉を口にだす。(栃木の方言ではないが・・笑)
1時間のバス待ち後、辿り着いたところは、オシャレなカフェなどが併設されていて、栃木ではなく、日本でもない、何ともいえぬお洒落なフランスの葡萄畑を彷彿させる場所であった。
3000円のチケットを買い、好きな色のワインとグラスをもち、葡萄畑で座れる場所を探す。
急斜面のその畑はグラスさえ置くことがままならない。まわりを見ると持参のテーブルにみなグラスをおき、それぞれが購入してきたご馳走をを愉しむ。
この日のお祭りではDJも音楽も聴けた。
その音楽にあわせてワイングラスをを片手にほろ酔いの私が踊る。
すると、まわりの人々は誰も踊らず、まったり酔いしれている。
その後、ほろ酔いから爆酔になりかけたので、帰り支度をしていると、後ろのメンズが私の友に近寄り「あのお友達は芸能人ですか」と聞いてきたようだ。それもそのはず、ここは勝俣くんなど多くの芸能人が訪れる場所である。
サングラスまではしていないが帽子を深くかぶりショートパンツ、ひとり音楽にあわせて踊る私が異色だったのだろう。(顔は見えていないはず、笑)
私はすかさず友達に「芸能人ではないが低能人です。と言えばよかったじゃん」と言ってその場を後にした。
朝からの心地よい酔いとともに、きっと今宵は芸能人になった夢をみるだろう♪
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