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文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
新着記事
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- 山の魅力(2012年04月20日)
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何かを探しにここに来た 人々が求める何かを探しにここに来た 春を待つその山は静寂な空気に包まれていた その佇まいは厳格さと寛大さを 兼ね備えた寡黙なものであった それを理解したものだけが山に受け入れられる そしてその者達はその山の虜になった その山は何年も走り続けてきた私に優しく手を差し伸べた 疲れたら休みなさいと山は言う 休むこと…
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- 花びら(2012年04月20日)
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咲き誇る桜も散り 舞い落ちる花びらが 移ろう季節とともに 川面を静かに静かに 染めながら 流れゆく せつない・・・ やがてこの薄紅の花びらも 消えてゆくのだろう あちらこちらでの人の輪 笑い声が まるで嘘の様に (作 静) …
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- 県政の深海魚(16)「千曲と信濃」(2012年04月14日)
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「先生、この際、大きな御力を貸して下さい。このまま行ったら保守党は自滅するのみです。千曲先生に権力が集中し過ぎています。千曲先生の同期として、先生、そう思いませんか」 永田も折木も千曲の同期でいつも千曲からは煮え湯を飲まされていた。冷遇され続けていると言った方が適切な存在だった。 「信濃君、君達は幕末の志士だな。君達の考えは最もだ。このままじゃ保守党の…
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- たぁ坊のひとりごと。(2012年04月13日)
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寒い冬・・・ 私は、心も体も硬くなっていました。 春になれば・・・ そんな気持ちでじっと待っていました。 桜のつぼみ同様、硬くなっていた私は、 春の訪れと共に、今、パワーが開花しています。 桜の木の下を通ると、体の中からなんとも言えない 力が湧いてきます。 冬の充電が今に繋がっているとも思います。 暖かい季節になりました。 次の冬の…
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- 憧れ(2012年04月13日)
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誰もがあなたに魅了され 誰もがあなたを愛おしむ 誰もがあなたとの別れを惜しみ 誰もがあなたとの再会を待ち焦がれる あなたとともに想いにふけ あなたとともに酔いしれる 青空に映る 薄桃色の可憐な美しさ 月灯りに光る 白く高貴な艶やかさ 風に吹かれて踊る優美な舞い その消えゆく姿はなんとも儚げで妖艶だ いつしかそんな花にわたしもな…
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- 県政の深海魚(15)「県政同志会」(2012年04月09日)
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統一地方選が終わって、初々しい県議達が保守党に入ってきた。 保守党県連の事務局長、金山は県連会長の下田に 「今回当選してきた新人は皆、優秀です。経験、職業、地元の評判等、なかなかです。これで彼等を上手く指導すれば保守党もしっかりとしたものになります。来たる知事選も今度は勝利できます」といつになく力強く報告した。 下田はあまり興味のないように「ああ…
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- ある春の日に(2012年04月04日)
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光に満ちた春の日に 満開の花のトンネルを抜け 私は今日も飛んで行きます 小鳥がお花見しています 「蝶々さん おいしいものがありますよ」 ありがとう 私も寄っては行きたいが まだまだ行くとこ遠いのよ タンポポが葉をいっぱい広げています 「蝶々さん おいしい蜜がありますよ」 ありがとう のどはカラカラ飲みたいが 時間がないのよ 急いでいる…
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- 母の手(2012年04月04日)
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強い母の背中をみて育った その強さゆえ 何度となく衝突した そしてその強さにいつも守られていた 私は強い母しか知らなかった 祭りの夜 人込みの渦の中 母の手が私の腕をつかんだ 強い母の手ではなかった 母はいつまでも強いと想っていた ずっと・・その瞬間まで想っていた 時の流れをひしひしと感じた その日から強くなろうと想った 守…
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- 小町のすっぴんトーク♬(2012年04月02日)
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この時期、私は毎日 戦っています。 目がクシュクシュ、鼻がグシュグシュ、くしゃみの連発・・・ そう、花粉症との戦いです。 自慢にもなりませんが、花粉症という名が世に広まる前からの ベテラン中のベテラン花粉症患者です。 ある日、いつものように電車の中で鼻をグシュグシュしていました。 すると 「はいっ、どうぞ。」という声が聞こえました。 声のす…
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- 県政の深海魚(14)「ゴルフ場開発と千曲の手法」(2012年03月30日)
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東和興業は一部上場の優良企業だ。 本社は首都の中心地にあって二十三階建ての最上階に役員室がある。 開発担当常務の日野は五十六歳。学歴はなかったが、機をみるに敏、人の心を読み取る才とフットワークで今日の地位を築いてきた。 情報収集能力でも彼の右に出る者は誰もいない。特に首都圏の人脈地図には明るい男として、社内からは恐れられると同時に羨望の的となっ…