トップページ ≫ 文芸広場
文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
新着記事
-
- 暑いですね(2016年08月10日)
-
「暑いですね」が合い言葉になる日々です 父よ母よ妻よ あの世で如何お過ごしですか この世はまたお盆です 陽炎が燃え今世と異次元世界の結界が曖昧になります 認知症の初期症状かもしれません 休日の朝など寝過ごすと 明治時代にいてナットウ売りの声で目を覚ましたり 江戸時代に寝ていて半鐘で目を覚ますことがあり 昼寝している時など金魚売りの声など聞いて…
-
- 母の破壊力(2016年08月07日)
-
母というものは恐ろしい。 実家で洗面所を使った時に、ぎょっとしたことがある。それは、学生時代に絵付けをした湯呑が使われていたからだ。確か、この湯呑は奥にしまい込んだか、捨てた気がするのだが、何故? この湯呑は、わたしにとって恥ずかしいものなのだ。だって、内側に当時あこがれていたひとを表わすことばを書いてたのだもの。絵付けしちゃう行為も恥ずかしいが…
-
- 毎日が投票日(2016年08月06日)
-
先日の東京都知事選は、小池氏の圧勝で終わり、投票率は59.73%と前回を大きく上回った。メディアで連日大きく取り上げられ、世間の関心も高かった。 わが家の中学生の娘は、小池氏の街頭演説の様子をカッコイイと言い、応援していた。7月には参院選もあり、大学生の息子が初めての投票を経験し、子どもたちの選挙への興味も高まった。 投票することは自分の意志を政治に…
-
- 恋してた(2016年08月05日)
-
忘れた方がいい 忘れてはいけない あの頃の気持ち 笑顔とふくれっつらと胸の奥のくすぐったさ お母さんの青春は終わった娘はいう 終わってない あなたの恋を知った時わたしの過去が色づく …
-
- 儚い夢(2016年08月04日)
-
ああ・・まぶしい 太陽にあたる心地よさ 日陰に生きるものの命は儚しといいますが 暗い暗い地の中からやっとでて はれわたった暑い夏の光をあび よろこびにあふれ 身をふるわせる私 恋してるあなたの声をおいながら 私もいっしょに歌いましょう 夢でもいいのです 儚くも短い私の命 この儚い日々を力のかぎり 心おきなくすごします 声のつ…
-
- 叩けや 叩け(2016年08月03日)
-
ワイ ワイ ワッショイ ピーシャララ ちょっと覗いてみてごらん ご用と急ぎのない方は 見世物祭りだ 寄っといで 面白いから 寄っといで 捕まえてあるケモノはね トラでもクマでもワニでもない ちょっとさわってみてごらん 縛ってあるから大丈夫 あれはね あいつはね 都知事という名のケモノだよ 祭りだ 祭りだ 寄っといで 叩き祭りだ 寄っと…
-
- 断舎利の男(2016年08月01日)
-
僕の上司は潔い。 猿を追わない。いや、もとい、去る者を追わないが正解だ。 その潔さはポジティブ精神がカラダを支配しているからだ。 つまり、今はやりの断捨離である。 ものへの執着心が捨てられない、離れられないを招く。しかし、上司は、捨てることよってのメリットを見いだして捨てる。ただやみくもに捨てるひととはわけが違う。 知恵があるのだ。 ひと…
-
- 私が纏うもの(2016年07月31日)
-
裸の私が身に纏う あなた色に染まるため 白のワンピースを着た あなたの心を虜にする 美しい宝石をつけた あなたのキスを奪う 真っ赤な口紅をする 最後に いたずらという小さな嘘のピアスをつけよう そして今日は純白のウエディングドレスを着るわ 私は可愛い天使 あなた色に染まるのよ あら いたずらピアスをはずしてなかったわ 今宵は 真っ黒…
-
- 今日も幸せ(2016年07月30日)
-
視力表の下の方が見えなくなったけど 石垣の間の花が見える 電話の向こう側が見える 正しいけれどイジが悪い人もいる 目が見えない人が言った 耳が聞こえてよかった こうして貴方と話が出来る 今日無くなったものがある それは何時かは落ちる木の葉だった ポケットにドングリが一ケある幸せ 美味しい漬け物の重しは 百カラットのダイヤより…
-
- ラブラブは止まらないっ!(2016年07月29日)
-
ここは映画館。前の座席にはカップル。20代の女性と40歳位の男性。もしかして夫婦なのかもしれない。 彼は、少々ご機嫌ななめ。小さな声でぶつぶつと文句を言いつつ、女性の腕を軽くつねる。痛い痛いと女性が言うので、軽くもないのかも。何度かつねったり、言い合ったりがあって、なかなか止まぬので、映画を待つわたしは心配になった。 めんどくさいカップルの後ろに座ってし…
新着ニュース
特別企画PR