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文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
新着記事
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- 雨こころ(2016年07月01日)
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人は僕をやっかいだという 僕を面倒だという 君は僕を必要だという僕なしでは生きられないという 君は僕に力があるという僕にしか出来ないことがあるという やっかいで 面倒な僕もなくてはならない存在で僕にしか出来ないことをし続け生きていく…
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- BAN瞳の言わせて頂戴~今時の結婚事情~(2016年06月30日)
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甥っ子が結婚した。 結婚式に招待されたのは、何年ぶりだろう。この年になるとおめでたい席に呼ばれることが減り、悲しみの席に呼ばれることが多くなる。やはりおめでたい席に招待されるのはうれしいものだ。十数年ぶりに着物を着て式場に向かう。金の屏風などどこにもない。リゾートをイメージした会場は爽やかでまるで南国のよう。仲人さんの長い挨拶もなく、わけのわからない踊りや…
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- 洗濯フリーダム(2016年06月27日)
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梅雨ではあるが、晴れた日の日差しは気になる。日焼け止めクリームなしで、帽子で防ごうと思っていたが、複数のひとから「焼けたね」と言われ、あせった。早速、店のUV商品コーナーに走った。だが、それこそたくさんある中からひとつを選ぶのに時間が掛かった。 日焼け止めクリームも、パッケージが可愛かったり、カバンに付けておけるようにホルダーが付いていたり。まず、自分…
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- 伏し目がちの女(2016年06月24日)
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「何?この匂い!」 朝から夫に顔をしかめられて、台所の換気扇を「強」に変えられた。 昨夜の居酒屋でのニンニク焼は美味しかった。その匂いが残っているらしい。今後、夫とケンカした時には、ニンニクをたくさん食べよう。 服も着替えたし、一所懸命歯も磨いたので、たぶん大丈夫とは思うが、今日は、出掛ける予定はないのでよかった。家で仕事をしよう。 ピン…
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- BAN瞳の言わせて頂戴 ~がんと友人の死~(2016年06月21日)
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先日52歳の友人が大腸がんで亡くなった。 47歳で発症し、5年間がんと戦い続けた。 彼女とはもう15年くらいのお付き合い。 私は彼女から学んだことは「いつも笑顔」。 彼女が愚痴をこぼしたり、嫌な顔したりしたことを一度も見たことがない。 がんの痛みで辛い時も、モルヒネで意識がなくなりそうな時も、そして最後も笑顔だった。 彼女との別れの顔が彼女の人生…
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- 推理小説考(2016年06月20日)
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ある日あるところで誰かが殺される 状況判断、アリバイなし、犯人らしいものが浮上する やがてほぼ決り、というところで名刑事登場 名刑事の嗅覚がまさかの人物をクローズアップする 悪徳非道のワルを逮捕するのはドラマとして見られます 水戸黄門のロングランはその庶民の要望である(黄門が通り過ぎれば元どおり) 移民出身のコロンボ刑事が摘発するのは上流階級の知…
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- すのことビールとわたし(2016年06月17日)
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押し入れの中を片付けたら、もっと整えたくなった。向かった先は、お値段以上♪のCMでおなじみの生活用品を扱う大型店舗。 近所にあるものの、あまり行ったことがなかった。店内は、家族連れで混んでいる。若い夫婦が相談しながら商品をカートに入れる様子が目に入る。「あなたたち、新婚さんね。いいわね。甘くて。20年後も、あなたたち、そんな風に笑顔で会話出来ているとい…
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- 美しきかな紫陽花(2016年06月15日)
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梅雨寒とまではいかないが 灰色の空より落ちる小雨 小雨を受けながら 我が世の春とばかり 美しさを競い合う紫陽花 水たまりにみごとな色を映し 坂道をはさんで寄り添いながら 咲きみだれる花はな その紫陽花の間を色とりどりの傘が これまた咲きゆれる 坂の途中の小さな小さな喫茶店 ガラスごしに紫陽花を眺めながら 一杯のコーヒーが歩き疲…
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- 連なる山の稜線から(2016年06月14日)
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県立奥武蔵自然公園に行った。 黒山三滝から。天狗滝、男滝、女滝の三滝川へ勢いよく落ちる滝や、そこに生す苔は美しく心が洗われるよう。 顔振峠、傘杉峠を越えて、関八州見晴台へ。上りが続き苦しくなると、杉の木の間からみえる遠くの眺めを励みに歩を進め、途中かわいらしく咲く花の写真を撮ったり、歩みを止めて通り抜ける風を感じたり、動物の糞や蛇の姿におののいたりしなが…
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- べたべたして美しいもの、な~んだ?(2016年06月10日)
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6月頭から、学校総合体育大会が開催されている。中学3年生の娘にとっては、ソフトテニス部の最後の大会だ。 末っ子の学校行事は、全てがわたしにとっても最後。中学校との関わりのひとつひとつに思い入れが強くなる。応援にも力がこもる。 試合会場では、子どもたちの様々な表情が見られる。勝った時の、満足の笑顔。負けた時の、汗と涙でぐちゃぐちゃになった顔。 …
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