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文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
新着記事
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- ミセス静のささやき（2015年02月13日）
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過激派組織「イスラム国」に高い関心が集まりました。 政府の対応を批判する声もありましたが、危険と分かっていて足を踏み入れた行動。それなりに覚悟はしていたと思います。幼いわが子を残し帰れないかもと分かっていても行動する、それは何なのでしょうか。今、起きている情勢を世界に知らせることも大切ですが。最初は身代金を求めていたのにダメと分かると死刑囚の釈放ときました…
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- あなた作・雪んこ（2015年02月07日）
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いつも一緒だった 私の隣にはあなたがいた いつもあなたが運転席 私は助手席 私の隣であなたが笑ってハンドルを握る そう いつも ドライブは一緒 そう いつの日もあなたと生きていた いつも一緒にいたかった 私の隣にあなたがいない あなたはどこにいったの 涙が枯れるほど泣いた夜 泣かないと決めたその時 季節外れの蛍の光 まるで上を向…
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- 富士山作・蝶々夫人（2015年01月31日）
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凛とした冷気に衿をたてながら電車を降りる ホームより眺める今朝の富士山 伸ばした両手のひらの上にのるほどの遠目ながら 清々しさ すばらしい 澄みきった青空のなか真っ白な富士山 白さのなかに穏やかな静を感じる 陽も落ちて妖しき色した薄夕焼けがひろがり 白い富士山も黒い富士山となり 薄夕焼けのまえにどんとかまえる その姿には動を感じる …
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- そんな貴女へ 作・たぁ坊（2015年01月29日）
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岩をくだき どしゃぶりでも笑顔 冷たい雪で心が躍る 小石で傷付き 涙に揺れる 冷たく閉ざした心を見逃せない どんなことも大丈夫 自分は大丈夫 どんなこともほっとけない 人もほっとけない そんな貴女は自分に戸惑う そんな貴女をみんなは大好き…
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- 梅の便り 作・大畑ヨシオ（2015年01月26日）
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咲き始めは冬の最中です 一斉に咲く桜と違い 気がつくと庭の隅で咲いている 何時のまにか引っ越して来たひとのように 今日は三月のよく晴れた休日だ 梅の花は今盛りですが寒いので お祝いの宴を開く人はいない （まるで一人暮らしの人の誕生日のよう） 私は青空を背景に穀然として咲いている その姿にひかれ 誰に見せるあてもないのにカメラを向けた…
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- 今日の国 作・大畑ヨシオ（2015年01月17日）
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飛行機にも 豪華船にも乗らなかったけど 目が覚めると 今日の国に来ている 一見昨日と同じみたいだけれど これは明らかに別の国です！ 昨日在った者がなくなっている！ 昨日いた人がいない！ 朝顔の芽が大きくなっています それがその証拠です 「お早う」 そのまま昨日の国から来ている人もいます 飼い犬が吠えます 「おおっ。お前も無事今日の国…
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- 涙の中のあなた 作・蝶々夫人（2015年01月11日）
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さーその暗い部屋から出てらっしゃい 私は両手を大きく広げて待ってます 暗い部屋にとじこもり何を考えているのです この輝かしき新年を迎え清々しい気持ちで外に出る気はないの 陽を浴びることは爽快ですよ 勇気をだしてトビラを開けてくださいな 私の顔をみてください 行ってきまーすと小さな手をあげ キラキラした目で幼稚園に行ったあなた 大きなラン…
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- たぁ坊のひとりごと。（2015年01月10日）
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私ごとだが、いつもと何ら変わらないお正月を迎えることが出来た。 大掃除をし、年越し蕎麦を食べ、紅白を楽しむ。 除夜の鐘を聞き、初詣。いつものおみくじを引く。 何ら変わらないお正月・・・ 少々重ねた年齢のせいなのか、その「何ら変わらないお正月」がとても愛おしく感じる年となった。 変わらないということはとても努力のいる事だと感じることができたから。…
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- 野の花作・大畑ヨシオ（2015年01月06日）
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野の花に 一人の散歩の人が目を止め 賞賛してくれることがある しかし多くの人は野の花を知らない 知っているのは 蝶や昆虫だけ 咲いてから散るまで 誰一人気づきもしないのだ 花は何故幸せそうに咲いているのだろう 誰も野の花を育てた人はいない 短い花の命を みな美しく咲いているのは 作った方が見ているのを知っているからです…
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- 夢行き列車 作・雪んこ（2014年12月31日）
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小川夏子はこの冬、六十半ばを迎えた。 何年か前まで、がむしゃらに仕事をしてきたので、そろそろ引退をし会社の経営を息子に譲った。 これからは誰に気兼ねすることなく、何に追われることなく、残りの人生を謳歌したいと思っていた。 そう思い、自問自答したところ、のんびりと旅に出たいと思った。ゆっくりと温泉に入りながら日本酒でも堪能しようかと。 その旅行先は特に…
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