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文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
新着記事
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- 雪んこの頑張ろう!「出逢いと天命」(2014年11月23日)
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人と人が交差する町「東京」。 この街にくると、数多の人の渦のなかで、出逢いは奇跡であるとつくづく思う。 その私の人生の中の出逢いは私にとって糧であり宝であると同時に私の起点でもあった。 私の人生の起点はいくつかあるが、日々幸せだと思っていた私にとって「3・11」の東日本大震災は衝撃であり、自分の幸せよりも他の人の不幸に目をむける機会でもあった。…
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- 雪んこの頑張ろう!「葡萄畑と芸能人」(2014年11月16日)
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ボジョレーヌーヴォーの解禁日が1週間をきった。 フランスのワインを求めて百貨店や大手スーパーで購入する前に日本の葡萄畑であり、ワイナリーでもある栃木県足利市の「ココ・ファーム」の収穫祭に足を運んだ。 埼玉県から栃木の足利の地はちょっとしたプチ旅行だが、足利駅に着くと、バスやらタクシーが待たなくてもあると思っていた私に、1時間待ちのバスの長蛇の列。タク…
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- 覗き見 作・大畑ヨシオ(2014年11月11日)
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犬を連れた散歩道の途中に 地域伝説がある小さな祠がある あるとき格子戸から中を覗くと 三十センチくらいの阿弥陀像の立像が見えた 特に信仰はないのですが タダ見では悪いと丸い穴から百円玉を落とした お堂の床には既に 硬貨が幾つかあった 暗いお堂の中で阿弥陀像様は視線を伏せていたが かすかに微笑んでいた それからそこを通る度覗いたが …何を…
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- 母へ 作・蝶々夫人(2014年11月09日)
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深まる秋を感じ 濃い緑の木々の葉もだんだん薄くなり 色づきも変わりつつあるこの頃 あなたを想いだします あなたは素敵な人でした あなたが大好きでした 紬の着物に珊瑚の帯どめ 珊瑚の形がめずらしく 子ども心にやきついて 鮮明に覚えています 今でも珊瑚の帯どめしてますか 空を見上げると秋月 あなたの顔が月とかさなり 微笑んで…
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- たぁ坊のひとりごと。(2014年11月07日)
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天気予報が外れ秋晴れ、入間航空祭に足を運ぶ。 満員電車にゆられ、いよいよ稲荷山公園駅到着という時、乗っていた人達から「わぁ~」と驚きの声が上がる。飛行機が見えた訳ではない。駅に溢れかえる人、人、人への驚き。 「あの中に、これから自分も行くのだ」と覚悟を決めた瞬間。 臨時改札口もあるが、その改札口にさえなかなか辿りつけない。噂どおりの混雑である。 …
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- シェフ・まりのつぶやきメニュー ♥出席簿(2014年11月05日)
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昔から、学校で出席簿といえば50音の名前の順でした。ところが昨今、生年月日を採用している学校が有ることを知り、固定観念に固まっていた私には驚きでした。 さらに、男女共同参画社会基本の施行以、来男女の平等という観点から、男女混合出席簿を採用した学校も有るとの事。 出席簿は主に出席確認や健康診断、スポーツテストなどでよく使われます。生年月日の順番ですと、小…
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- 雪んこの頑張ろう!「恋人よ」(2014年11月03日)
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秋の深まりとともに人生の色と情を感じてくる今日この頃。 春の出会いから美しくほのかなピンク色に色づいた頬を赤らめ、意気盛んに恋まっしぐらのあの夏。そして深まる恋とともに、不意に訪れてくる別れ。 枯葉が舞い散るとともにあの人も去って行った。 そんなストーリーが四季にはあっているかのように、この季節がやってくると別れの代名詞のごとく「別れの歌」が多い。…
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- アーメン(然り その通りです) 作・大畑ヨシオ(2014年11月01日)
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人はいずれも無くなります 私もあなたも (アーメン) そこに何時までも ここに何時までも そのままいるわけではない そのことを知っています (アーメン) それで 自分がここに来たことを 自分がここに居たことを 待っていたことを記しておきたいと思います 極北の地に 山の上に いま生きている自分の場所に この世界であなたと…
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- 夢の灯り作・ 蝶々夫人(2014年10月30日)
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別所沼の黄昏時を歩く 沼面はただただ静かに漂っている 深い木々の間より橙色の外燈が 穏やかな光を放ち 沼面にその光を映し まるでおぼろ月夜の中にいるよう この世の面倒なこと 厄介なことを遠くに放ち 無心で畔をゆっくりゆっくり 釣り人もなく ウオーキングしている人影のみ 頬を通りすぎる秋風が心地よく 別世界を夢心地で歩…
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- 宇江佐真理の世界作・大畑ヨシオ(2014年10月25日)
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江戸の夜は暗かった 行灯の明るさは1Wにも及ばず 贅沢品の百目蝋燭にして(今日価額4、000円相当) 豆電球程度であった 遊郭はそれを数本灯していたという みな影絵の世界であった 光の届かない部屋の隅の暗がりには 物の怪がうずくまっていた 少女を売り買いする 女衒がいた 娘を売るのは過酷な税のため 病人の薬代のためであった しかし…
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