トップページ ≫ 文芸広場
文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
新着記事
-
- ミセス静のささやき(2014年09月26日)
-
小雨のせいかグレイかかった沼畔を歩く 水面には、風になびいてさざ波があちらこちらに出来ています。浮き台には名も知らぬ花が咲いて、白い鳥が三羽みじろぎもせず細い足で立っている様子は平和そのものですが、悲しい出来事が起きました。神戸市の雑木林で子供の遺体が見つかり、行方不明になっていた美玲ちゃんと確認されたそうです。日傘をさし遊びに出掛けた可愛い女の子です。し…
-
- たぁ坊のひとりごと。(2014年09月26日)
-
芸術の秋。高校の文化祭に足を運ぶ。 まずは、生徒手作りのお城の様な校門に「ここが学校?」と驚かされる。 ドーナツを売るカントリーキッチンの教室は、後ろの鞄をかけるフックのある壁にレンガの絵を張りフックにフライパンや鍋等の調理器具をかけ、お洒落に仕上げていた。かけてあるフライパンや鍋は生徒達が自宅で使っているものを持ち寄ったという。程良い焦げが家庭的な雰囲…
-
- 短編童話「驕った金魚」 作・雪んこ(2014年09月24日)
-
美しき金魚のお話。 金魚はその美しい衣ゆえに金魚鉢という小さな器で輝いていました。 ある時、金魚はその美しさの驕りからか、「私が輝けるのはもっと大きなところよ」と金魚鉢から出て行きました。 金魚が訪れたところは大きな川でした。 泳いだこともないその水の中で金魚は自分の衣が汚れていくのを感じました。 そう、そこはただ大きなだけの汚い川だったのです…
-
- 月の光 作・蝶々夫人(2014年09月22日)
-
私は月が大好きと 友は笑顔でポツリと言った 一本の糸のような光から だんだんと形を変えて 最後は満月 しばらくするとその満月も だんだんと形を変えて 一本の糸のような光となって消えてゆく あのギラギラした太陽より おだやかな光を放つ月が好き 私の人生みたいだと 月の光の中の友は美しかった 時間を忘れ二人で月をながめる 過…
-
- 雪んこの頑張ろう!「愛しの彼と仲間たち」(2014年09月19日)
-
「俺じゃだめか」。 その彼の言葉から21年がたつ。その日から私は彼の虜になった。今日はその彼と2年ぶりに逢う。胸キュンの夜を過ごすのだ。 しかし、ここで言っておこう。彼とのささやかな時間は2人だけではない。 なぜかって、その彼とは日々ブラウン管に映るアイドル木村拓哉様だから。 今回はSMAPとしての2年ぶりのドームツアー。 グループとしての…
-
- 蝉の幸せ作・蝶々夫人(2014年09月15日)
-
初秋ともなり爽やかな風が心地よい 蝉の声もだんだん寂しく聞こえる あれほど声を限りに歓呼してたのに 暗闇の中で蝉の誕生をみた カラから抜け出たばかりはとても美しい 美しいというかけなげというか儚さもあった 身体も羽もうすみどり この妖精みたいな小さな蝉が いずれは黒茶に変わる そして力の限り鳴いて鳴いて 存在を知らせている様に…
-
- 雨の一日 作・大畑ヨシオ(2014年09月13日)
-
この世に雨が降る時は あの世も雨が降っている この世からあの世に行く人はいるが あの世からこの世に来る人はいません 誰でも 寒いところより暖かいところが好きです 誰でも意地悪い人達に囲まれて暮らすより 親切な人に囲まれて暮らすほうを選びます あの世からこの世に戻ってくる人がいないのは あの世が無いからではなく この世が地獄だからです…
-
- ミセス静のささやき(2014年09月12日)
-
喫茶店でお茶する男女。 おいくつですかと男性が尋ねたが、女性は年齢を聞かれたかとカン違いして、26才と答えた。コーヒーに入れるお砂糖の数を聞いたのだが。古い映画にこんな場面があったとの記事を読み苦笑い。 実は、私も若い乙女の頃それはそれは苦い想い出がありました。 初デートの時でした。映画を観て喫茶店でコーヒーを飲む(これが一般のコースでした)。 デー…
-
- 我が青春の回想 作・大畑ヨシオ(2014年09月09日)
-
クレオパトラの鼻が一センチ低かったら 歴史は変わっていたかもといわれます でもシーザーが心優しい男であれば やはり歴史は変わらなかったと思う 容姿がイマイチで 性格的にも女性にもてるタイプでなかった私の青春は 恥ずかしくてなさけないことばかりだ それでもナマイキニ!(慙愧) あまり美しくない女性には関心を持たなかった 後からわかったこと…
-
- 雪んこの頑張ろう!「空っぽな私」(2014年09月07日)
-
私の夏は空っぽな私で幕を閉じた。 空っぽな私とは何もない私ではない。 ではすきっ腹な私?かと思いきや、それはまた真逆でお腹は満タン。 お腹が満タンになると日常の私は、「エネルギーフル充電」になり、「動くぞ!」となるがこの日はちがう。 なぜかって、ここは喧騒とは遠く離れた小島だ。 その島の周囲は私が走った東京マラソンの距離のわずか10分の1に…
新着ニュース
- 島耕作、50年目の慶事が台無しに(2024年11月24日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR