トップページ ≫ 文芸広場
文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
新着記事
-
- 我が町の恥作・大畑ヨシオ(2013年08月28日)
-
元禄年間のことです 長雨が続き綾瀬川の水かさが増え続けました たまたま通り掛った六部の親子が 何時川を渡れるか心配そうに見ていました 「これは龍神のたたりだ。人柱をたてれば水は収まるぞ」 大声で叫んだ男がいました それを聞いた村人は 六部の娘を捕まえて逆巻く水の中に放りこんでしまいました それを見た六部の親は 娘の後を追って川に身を投げて死…
-
- 夏の終わりに 菅原 擁子(2013年08月26日)
-
お盆が過ぎて、九月の足音が聞こえる。 暑い夏も終わる。 夏の夜空を彩る花火。漆黒の闇とのコントラストがあってこその美しさである。花火、まつり、夏、すべてのエピローグの物哀しさは同じ匂いを持つ。 今年は選挙あり、熱暑あり、自然災害ありのニュースにことかかない夏だった。 私は九月にはいったばかりの湘南・鎌倉の海が好きだ。 夏の名残りの太陽にきらめく海原…
-
- 夢 作・雪んこ(2013年08月25日)
-
思わなければゴールはない 思い続けなければゴールはない 一歩踏み出さなければゴールはない 走り続けなければゴールはない そして辿り着いたゴールの向こうには現実という新たなスタートが待っている 現実というステージが輝くものであるために 今日からまた新しい自分がスタートする 覚悟がなければスタートはない 誓いがなければスタートはない…
-
- 流れ落ちる血作・雪んこ(2013年08月16日)
-
ガラスの破片が僕の肉体を突き刺した 僕の体から赤い液体がどくどくと流れ落ちる 僕にはまだ血というものが通っていたのか この夏の炎暑で痛いという感情がなくなっていた いやすべての感情をなくしていたのかもしれない ふと気づくとまわりが騒がしい 「何事か?」と想ったとき我に返る 「僕だ!」その要因は僕だった 僕は死んだはずだった 僕は…
-
- ミセス静のささやき(2013年08月16日)
-
日本列島は、高気圧に覆われ各地で気温が上昇し、国内観測史上最高を記録したニュースで湧き立っている日が続き、夜半も暑熱は引かず寝苦しい夜が続いています。道ゆく人々も、炎暑のなかでは出る言葉も「暑いね。暑いね」が合言葉。このところの猛暑でビー ルの需要を押し上げ、ビヤガーデン等の客足も増え業者にとっては最高に活気づく夏本番となった事でしょう。「アベノミクス」効果…
-
- シュフ・まりのつぶやき♥招待状(2013年08月15日)
-
法要の知らせが届いた。 祖母の妹の三十三回忌だ。 子供の時、訪ねて来ては祖母とお茶を飲み、夕飯に間に合うように帰って行った。 私には、何時も本や可愛いお土産を持ってきてくれた。 もう三十三回忌。祖母も母ももういない。 その家の人達や、親戚の人達と顔を会わせるのも久しぶりだ。 本当に葬儀の時しか逢えない人も多い。 最近は法事も近親者だけで行う家も…
-
- さよなら。 作・雪んこ(2013年08月12日)
-
この夏 一通の手紙が届いた 予期せぬその手紙に驚きを隠せない私がいた それは彼からの別れの手紙 彼との出会いはあの夏が終った秋の夜 忘れもしない屈託のない笑顔がまるで終わった夏を思いださせるかのように眩しかった 私だけでない 皆が彼に夢中になった 人間とは人との間とかいて「人間」と書く 彼は人との「間」が微妙にずれて「間の悪い男」…
-
- 蝉の小さな願い作・蝶々夫人 (2013年08月07日)
-
夏日のくさむらは草いきれ 炎天の下 喜びに震えています 暗闇の世界からこの世にいでて 明るい夏日を全身に受け 雨のシャワーを浴び 少し練習もしました 今大声で歌っています なんて気持ちのいいことか 明日は願いかなってデートです 一緒に飛んで 一緒に歌って 短き命 この瞬間を大切に 幸せいっぱい 胸いっぱい …
-
- BAN瞳の言わせて頂戴☆(2013年08月07日)
-
1260円! 私が通っているパソコン教室1時間の受講料だ。 これを安いと思うか、高いと思うか、人それぞれであろう。 教室に行くとまず席に座る。 講師は実際にいるわけではなく、ビデオの中の講師の話を聞きながら、各自自分のペースで進めていく。 ビデオの中の講師は、特にハンサムでもなく、どちらというと3枚目風、少し舌足らずの口調で説明をする。 …
-
- 雪んこのマイペースでいこう♪(2013年08月06日)
-
夏の風物詩「花火大会」。 この夏、各地で花火大会が目白押しだ。 私も先日、夜空を彩る花火の数々をこの目に焼き付けようと、隅田川花火大会に繰り出したもののゲリラ豪雨というアクシデントに見舞われ、後ろ髪を引かれる思いで帰路についた。 そんな訳で今宵こそはと、心躍らせながら先日持たなかった傘をバックにしのばせ、花火大会へと向かう。 私の選んだ花火大会は…
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR