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- 下座(げざ)の心と政治家(2020年02月04日)
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下座(げざ)。しもざともいう。本当に優れた人は常にげざの心で人に接している。と、ある著名な実業家に教えを受けたことがある。酒席でも三流の政治家にかぎって、当たり前のように上座に座る。たかが席順ではない。人間の格はそういうところに現れるのだ。五期市長を務めて、最近その座を譲ったG氏はまず下座に座る。当たり前のような顔をして座るから周りが慌てるのだ。G氏。普段の…
- 男と女の賞味期限(2020年01月28日)
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小学時代のクラス会がまたやってくる。懐かしさがクラス会の一番の要素だが3年毎にやっていると懐かしさは消える。消えて何が生まれるのか。人間とは何か?人生とは何か?というような哲学に近い思いにかられるのがクラス会かもしれない。特に男と女。永遠の課題だ。話をしているとほとんどの者が結婚生活に疲れ、自分のパートナーにあきれてしまっている。結論として、あきらめてしまっ…
- 中村喜四郎代議士(無所属・14期)から目が離せない(2020年01月18日)
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中村喜四郎氏は政界に於ける特異な存在として有名だ。何しろ14期連続当選。しかもどの政党にも属さない。無所属なのだ。もっとすごいのは、かつては田中派にいて、建設大臣、科学技術庁長官を務めた。そして汚職事件をおこし、有罪。壁の中の住人も経験済み。それにもかかわらず一回も落選せず、14期も務めあげているのだ。小沢一郎氏が野党連合のキーマンとみられているが、実際には…
- 福男私感(2020年01月10日)
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福男が決まった。西宮市の西宮神社の福男だ。いわゆる「かけっこ」一番が福男になる。数年前、この福男になった男性のその後の放映を観た。驚いた。その男性は不幸続きの日々を送っていた。そもそも神殿にトップでゴールしたから福男になるなんて全くあてにならない。福とか幸運はもっと人生の深いところで決まってくるものだ。極論すると、やはりもって生まれたものと、その後の人並み外…
- やはり謙虚さが一番(2019年12月21日)
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自民党は一番人気がある。それは野党のおかげだ。誰も野党には期待はしない。野党の言動を信頼できないのだ。「どうせ彼等にはできっこない」が相場になっている。立憲も国民もそうだ。結婚できそうにない。力がない上に謙虚さが不足している。「俺たちはまだまだ未熟な政党だ」という想いがなさすぎる。「まともな政治をやっていく!」と枝野さんは叫ぶ。何をもってまともなのか。自民党…
- 渥美清の俳句(2019年12月13日)
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外は冬の氷雨が音をたてて降っていた。私は独り、場末の居酒屋のカウンターでコップ酒をしんみりと飲んでいた。客もほとんどいない。孤食かとつぶやいて、ふと渥美清の俳句を思い浮かべた。ダメだ。淋しすぎる。渥美は地方紙の記者の父と教師の母のもとで育ったというが決して裕福ではなかったらしい。したがって俳句も寂しいのだ。 「ただひとり風の音聞く大晦日」「鍋もっておでん屋…
- チャンピオンは抱き合え。知事と自民党(2019年12月03日)
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世論調査は時代を映している。こんな都々逸をきいたことがある。 「主は気まぐれ わたしは気まま 世論調査はありのまま」 その通りの気がする。男と女。そして世論調査。自民党内閣は5%下落。桜を見る会が響いたのだろう。一方、野党は相変わらず低迷だ。情けない。さらに安倍内閣の中でも安倍総理の人柄が信じられないが4割にも達しているのは最近合点がいくようになった。世…
- 男時、女時。みじか日。(2019年11月19日)
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やっと天気が落ち着いて、小春日和の日々が続いている。昔、11月や12月の季節を何故、小春の日と言うのだろうと不思議に思っていた時があった。俳句をかじりはじめて、小春はしょうしゅんといって10月や11月の晩秋の穏やかな暖かい日ということを知った。日本語はすばらしいと思った。又、男時をおどき女時をめどきと読むことも知った。世阿弥の造語らしいが深い言葉だと思った。…
- 凡人市長は4選5選は絶対やめるべき(2019年11月12日)
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茨城の土浦市長選。徳島の阿南市長選。いずれも新人が現役を破った。多選批判だった。しかし何をもって多選というのか。通常3選から4選を言うらしいが、しかし埼玉県知事は4選目も圧勝した。上田氏は昔、4回も国会選挙に破れた。そして5回目に勝利。3回衆議院をやって県知事選に勝つ。そして4回圧勝。上田氏は常人ではない。苦労をバネにして勉強した。学問も人間学も。人目に多選…
- 消えてしまった八千草さん(2019年11月05日)
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八千草さんの逝去はことのほか身に染みてうら悲しかった。八千草さんの醸し出していたオーラは何と例えたらよいのだろう。「色気」とは少し違って、女特有のやさしさとせつなさと言っていいのか。とにかく怖くなるような深い優しさが全身から品よく溢れていたのだ。あのやさしさと美しさはもうこの地上にはない。 それにしても地上は腐り始めた政治の姿しかない。一週間で二人の大臣が…
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