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新着記事
- 母(2018年05月12日)
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母が逝ってしまってからすでに30年という歳月が流れた。私は母が好きだった。母は厳しかった。その厳しさは常に愛に溢れた深い海の底から惜しみもなく湧き出てくるものだった。そして母は愛のクッションのようなもので私を受け入れ、慰め、褒め称えてもくれた。母は私の苦しみの安全地帯でもあった。私を母を守護神と思って、幼少から青春を生きてきた。母は日本の母だった。母はおふく…
- 国民民主党と参議院選(2018年05月08日)
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また新党ができてしまった。いうまでもなく政党はその必要性が生じたからできるものなのだが、国民民主党はどうか。岡田氏や野田氏、江田氏という大物は入党に不参加だ。あの希望の党の星である筈だった細野豪志氏も入らない。過去民主党がつぶれて民進党になり、民進党が全員小池氏の希望の党に入党するはずだったのがまた壊れた。そして立憲民主党ができて国民民主党ができた。昔の民主…
- 選挙は恐い(2018年04月25日)
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選挙はわからない。そして恐い。久喜市長選は組織力をもたない梅田氏が当選した。敗れた現職の田中氏は久喜市全体に鉄壁の組織網をはりめぐらせていた。何故、梅田氏が勝ったのか。諸説ある。その中で2つの説が有力だ。組織が機能しなかったこと。都合24年間も田中氏が君臨していたから呆れられたということ。しかし、それで解答出来たら選挙はやさしい。ちなみに同日に行われたお隣の…
- 東大三馬鹿トリオ(2018年04月20日)
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新潟の知事は哀れな男だ。女性を金で買うことしかできない男は下の下だ。しかし可愛そうな情けない男だから、どこかに悲哀が漂っている。一方、事務次官の椅子を棒にふってしまった男はいやな男だ。嫌味な男だ。相手の弱点をにぎって性的嫌がらせをしてきたのだから憎い奴だ。国税庁長官を辞めざるを得なかった男は何んとも嘘っぽい空気を漂わせていて苦々しくなる奴だ。さてこの三人、そ…
- 争点ぼやけの久喜市長選(2018年04月17日)
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不思議な選挙だ。争点がない。少なくとも「なるほど!」ということが伝わってこない。現職は合併3期目。争点がほとんど見られない。現職の演説を聴いていたある有識者は「この選挙はわからない。争点がわからない」挑戦者はいきりたっているが「なるほど」が伝わってこない。言うことは何でも言えるが、全てに財源が必要だ。有識者はそんなに愚かでないから夢物語には簡単にのってこない…
- モンスター如き政治家(2018年04月12日)
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先日、国会議員達の所得番付が発表された。埼玉には全国トップもいればゼロもいる。ゼロは全ての人ではないが良き指南番がいて、家族や奥さん名義の所得や資産にしてしまって自分は清貧に甘んじながらも国家のために汗している印象を与えているような気がしないでもない。あの小泉氏や我が県の村井氏というエリートもゼロだ。しかし本当の理由は定かではない。トップに立つにはそれなりの…
- 春の落花が教えるもの(2018年04月09日)
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春はさよならとこんにちはの季節。さよならでも永遠の別れは辛い。逆にさよならして良かったという別れは幸せだ。別れたが故に幸せが落花の桜のあとのハナミズキのようにたわわにやって来る時は嬉しい。ハナミズキで「一杯」というのもおつなものだ。先日、ある本で断捨離の話が出ていて、もうとっくに過去の人、終わってしまった人とはしっかりと離れることが幸せの鍵だというようなこと…
- 二元代表制の乱用と錯覚(2018年03月30日)
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埼玉県議会が27日で終わった。桜は満開だ。そんな景色の中で県議会はどうにも不可解なことを決めてしまった。それも、公明党や他の政党は反対しているにもかかわらずだ。先述したが「県民栄誉章」という名誉にまで、議会の同意を必要とした全国でも稀な、しかも埼玉県だけという不名誉な条例をつくってしまった。人の名誉に何故、議会が口をはなむのか?提案者は「二元代表制」だからよ…
- 元気高齢者のゴルフクラブ(2018年03月18日)
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高齢者の仲間がゴルフクラブをつくり、今年で350回のコンペを仕上げた。さいたま市だ。高齢者にもランク付けという嫌なしきたりがあって、75歳以上は後期高齢者というのだそうだ。このゴルフクラブの人達はほとんどが後期の人達だ。しかも校長先生経験者が8割を占めている。そして「俺達は後期じゃねぇ、高貴だ!とか好機だ!」と快気炎をあげている。しかも皆スコアも良く80台、…
- 楽天的ニヒリズム(2018年03月04日)
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名優大杉漣さんが逝ってしまった。その涙も乾かぬ間に名脇役の左とん平さんもこの世を去ってしまった。人は忽然として皆去る。私の親友も昨年の春、桜の花と共に散ってしまった。「散る桜残る桜も散る桜」私は独りつぶやいた。私の知人が今年、何を思ったのか「行く川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず・・・」と方丈記の一節を年賀状に書いてきた。何んともせつなく、むなしく思…
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