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新着記事
- ヤッさんの他界(2017年09月11日)
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訃報はいつも突然にやってくる。先述した大道寺死刑囚もそうだった。死刑の日が近づいてくることに恐れおののいた。死は企てられてやってくると俳句にも書いた。しかし大道寺の死は死刑という処刑によってではなかった。思わぬ病魔の死だった。さて、ヤッさん。ヤッさんは私の尊敬する兄貴分のような人だった。またヤッさんは裕福な農業人であり、青年や農業者を常に教育していた。頭脳は…
- 甲子園と想いだすこと(2017年08月26日)
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甲子園という園は、過去半世紀ドラマというドラマで満杯になっている。熱いドラマ、悲しみのドラマ、教訓のドラマ等々。数えあげたらきりがない。 今回も、優勝した花咲徳栄は埼玉ではじめての快挙だった。今は亡き創設者の佐藤先生は遠い天の園できっと感涙したにちがいない。佐藤先生は私学経営者の星であり、範たる巨人だ。スポーツで日本一の「栄」をつくり、一方でまた勉学でも雄…
- 松永先生の教養(2017年08月23日)
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浦和の本屋さんに行くと、必ずと言っていいくらい松永先生の姿をお見受けする。もう90歳になろうとする元大蔵大臣の先生。パナマ風の帽子が教養で膨れ上がった先生の頭脳の上にぽっかりと載っていて素敵だ。やはり政治の本がお好きなようで、そのコーナーに立っていることが多い。長寿社会の日本だが、ただ長寿だけであってはならない。健康長寿だ。人は足から弱るというが、何よりも脳…
- 村井英樹さんという政務官(2017年08月19日)
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専門的なことは省くが政務官は法律で定められている官職であり、大臣の特定事項を補佐する重要な役職だ。大臣になるための登竜門でもある。その大事な役職に37歳の村井英樹さんが就任した。村井さんは東大を卒業して官僚になった。しかし自分の理想を実現させるためには、やはり政治家になることだと決断し、代議士になった。今、新進気鋭の2期目のホープだ。自民党2期目というとどう…
- 教養という所作(2017年08月17日)
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世に名を成すにはまず「マメ」であることだと信じている。「マメ」のひとつによく手紙を書くことだと、ある実業家から直接教えをうけた。短文でいい。とにかく「誠心」をもって書くことだと。私なりに実践してきた。メールでもいい。しかしペンにはペンの味と、相手にささり、浸み込んでいく力がある。今夏も多くの人様から暑中お見舞いを頂いた。名を成した人ほど文に力と味があって感動…
- 「俺は偉い!」議員の質(2017年08月14日)
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山梨市の市長が逮捕され、辞職した。まだこの事件は奥が深いと言われている。鶴ヶ島の市長は3期。4選出馬確実とされていたが不出馬となった。色々な噂がたって本人も腹をくくったのだという。隣に近い市では県会議員が想像を絶するほどの暗躍をしているという。中央も地方も政治家という人種の劣化は酷いものがある。共通して言えることの一つに、皆良識も常識もあまり持ち備えていない…
- 補欠選と世襲制(2017年08月10日)
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どうもわからない。県議の補欠選挙だ。あれだけ世襲制を批判してきた民進党が、曾祖父、祖父、実母と大宮地区の政治家の一家を公認して、必死になっている姿が何ともわからない。そして自民党の受け皿となるのは民進党しかないと訴えている。断言しては失礼だが、受け皿だと思っているのは民進党内のウズの中にいる人だけで、よほどの大手術をしない限り不可能だと思う。だからこそ民進党…
- 聖子とゆかりの闘い(2017年08月04日)
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12年前の初秋。私ははじめて岐阜の駅におりたった。初秋とはいえ、熱波が岐阜をおおっていた。その筈だ。物理的な気温だけでなく、聖子、ゆかりの激しい闘いが演じられていたのだ。 小泉郵政改革に造反した野田聖子氏に、刺客として小泉首相からおくられた佐藤ゆかり氏の身の毛のよだつようなつばぜり合い。私の経験にはこれほどの壮絶な闘いはみたことがなかった。聖子、ゆかりは上…
- 女難?の宰相安倍さん(2017年08月01日)
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女難と言う言葉はかなりデリケートな意味をもっている。一般には性的な雰囲気をもった男と女の言葉だ。女との関係によって男にふりかかる災難だからだ。夫人の昭恵さんは、安倍さんの災難にかなり関わっている。小池さんは都議選で安倍さんに鉄槌を振い落した。そしてあの鉄面皮をかぶった稲田さんはダメージを与え続けた。一線を越えないという今井という女性。このハゲ!の豊田女史。み…
- 清水市長の勝ち取った三冠王(2017年07月30日)
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通常、三冠は野球に用いる言葉だ。打率、打点、ホームランと。 さいたま市長の三冠は市長当選、息子さんの大学合格、次の息子さんの高校合格だ。息子さんは有名大学の法学部に合格。そして次なる息子さんは、これまた有名高校に合格したというから凄いことだ。父親が政令市の市長選という最難関の戦いに挑んでいただけに、かなり大変だったに違いない。 清水さんは誠実な努力の天才…
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