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新着記事
- 埼玉の余話2013.8.29(2013年08月29日)
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国会議員の秘書がやめていくのが目立ってきている。特に県西地区。わずか8カ月程度で、秘書氏達は離職するのか。彼らが一様に言うには「代議士先生は人使いが荒すぎる、と言うより、わかっていない」ということらしい。確かに政治家事務所の内情はひどい。まず秘書を怒鳴りつけることがトップの快感につながっていると思われても仕方ないほど、朝から攻撃的な姿勢をとっているのは事実だ…
- 観月(2013年07月28日)
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連日のゲリラ豪雨である、 晴れていたと思ったら、いきなり上空が真っ暗になり、遠くから雷の音が響いてくる。そして、どしゃぶりの雨が地面を叩きつけるのだ。 それから数時間。 雨が止み、空を覆っていた雲が取れて、いつの間にかお月さまが浮かんでいる。 まんまるではないけど、妙にかわいらしい月が、下界に愛嬌を振りまいている、ように見える。 観月…
- 愛と友情と裏切り(2013年07月18日)
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人生は愛と友情と裏切りだそうだ。太宰治は「大人とは裏切られた青年の姿をいう」とまで書いた。宮沢賢治の力作「銀河鉄道」が書かれた動機も賢治が誰よりも信じていた親友からの裏切りだったという。 アメリカで最も霧の深い都市といえばサンフランシスコだと思うが、昔、このサンフランシスコを舞台とした政治劇が映画化されてかなりの評価をえた。 市長、そして側近中…
- 埼玉の余話2013.7.13(2013年07月13日)
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一人の名物男が突然この世を後にした。労働大臣までつとめあげ、新自由クラブブームをまきおこしたかの山口敏夫氏の秘書・砂生健一さんだ。山口敏夫氏とは明治大学の同窓の誼もあって秘書になった。砂生さんの方が二年ぐらい先輩だった。はるかに四十数年前のことだ。彼の青春、彼の人生は山口敏夫氏と共にあったといってもいいほど、深かった。身体が大きくて山口さんは小さな体躯だった…
- 爪を切るということ(2013年07月12日)
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どうも爪切りが苦手なのである。 不器用なのだろうな、どうも奇麗に切れないのだ。 爪を伸ばすのが嫌いなので、ついつい深爪し、酷い時は切り過ぎて出血させてしまうこともある。 爪が伸びるスピードというのは、健康な成人で1日約0.1mmなのだそうだ。 50代を過ぎるとだんだん爪が伸びるスピードは落ちてくるらしいが、その分厚みが増すらしい。子どもの頃、祖父が縁側…
- 埼玉の余話2013.6.26(2013年06月26日)
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「日本一という港を目指すには引き続き私がやらなければならないという確固たる思いでいっぱいであります」ふじみ野市長、高畑さんの2期目を目指す決意表明だ。高畑さんは4年前、不沈空母といわれた島田前市長に体当たりして、沈めた。勝ったのだ。大方の予想を見事に覆した。島田さんは旧大井町長からふじみ野市長になり、地方の名士として、飛ぶ鳥も落とす勢いだっただけに県内の大き…
- 埼玉の余話2013.6.25(2013年06月25日)
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都議選は自民、公明の完勝に終った。かつての勝者は見るも無様な惨敗ぶりだった。自民が強いわけではない。野党が弱すぎるだけの話しだ。民主も維新も。これは一体政党なのかいと叫びたくなるほどだらしがなさすぎる。そうだ。社民もだ。二大政党制なんて虚構だ。二大とは二つの大だが、一大一極小ではないか。外国をみて、二大制を夢見たのは、かつての小沢一郎氏達だ。それに迎合した人…
- 梅雨とカウンター(2013年06月25日)
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3年ぶりに行った寿司屋は創業50年目だ。 私は久しぶりのカウンターに座って隣りの老紳士の話を聞くともなく、左耳で聞いていた。もとマスコミ関係の仕事でかなり辣腕をふるっていた人らしい。こういう人はきまって地位のある他者を呼び捨てにするのが常だ。そうすることによって自分を少しでも高く見せては人知れぬ快感に浸っているのだ。つまらない人達だ。 私はひとり、…
- 埼玉の余話2013.6.4(2013年06月04日)
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秘書のはなし。例えば知事なり国会議員の代理で秘書が挨拶する時には二通りある。宴席やくつろいだ会合の場合、秘書は代理出席をまず詫びて軽いスピーチをすればよい。しかし、多くの人が参加する会合では、しっかりと原稿を用意し代読することがしきたりといってよい。こんな時、秘書が堂々たる演説をしてしまったら、多くの場合顰蹙(ひんしゅく)をかってしまうのが世の常だ。先日、上…
- 月と雷門(2013年06月01日)
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先日私は「月と雷門」という不思議な絵を入手した。不思議という言葉が適切かどうか、この際おいておこう。 全体が黒で、浅草の人通りがほとんどなくなった夜空は清謐を保ち、中天に浮かぶ月はまさに上弦の月という名にふさわしく何万年も前からの光沢を放っている。人類がこの地球上に現れる前から同じ表情を崩さないと思うと、それはもう美をこえて、怪しげな光彩といった方がい…
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