コラム
読み応え満載 クオリティ埼玉の充実のコラム
男の珈琲タイム
男のホットひと息コラム
新着記事
- 明治・大正のふたりの偉人 渋沢栄一と滝沢喜平治(2020年05月13日)
-
深谷が生んだ日本資本主義の巨人・渋沢栄一に関する出版を進めるにあたって、初めて渋沢の偉大さを知った。何を今さらと思われるかもしれないが、筆者の学生時代を通して、渋沢栄一の名を知ることはほとんどなかった。政治史を学んで初めて渋沢の名を知り、今回1万円札の肖像となる渋沢を学んだ。その偉大さを書きあげたら枚挙に暇がない。渋沢は500社ほどの会社をつくり、資本主義の…
- コロナ妖怪が天国と地獄を見据えている(2020年04月23日)
-
世界をコロナウイルスという妖怪が席巻している。今のところ、自己防衛しか有効な武器はない。コロナウイルスは肺をむしばみ、命まで短期間で奪っていく恐ろしい妖怪なのだ。しかも、この妖怪退治であおりをくらうのは中小零細企業であり、食べ物屋だ。政治の力で自粛を余儀なくされて、補償は雀の涙程度だ。街はゴーストタウン化し、活気は気を失っている。政治家はこの現実を肌で感じな…
- 志村けんさんの運(2020年04月06日)
-
人間という生き物は100人いれば100人違う。能力のはなしだ。頭脳然り、肉体然り、性格もまた。だから健康診断の数値もあくまで一つの目安なのだ。一喜一憂する必要はない。要するに己を知り、自分らしく生きることが一番大切なのだ。 私はよく飲み屋のカウンターに座る。そこにはそれぞれの人生が座っているからだ。先日、70歳になる男と出くわした。ウイスキーのロックを毎日…
- 俺が俺がのがを捨てておかげおかげのげで生きよ(2020年03月21日)
-
桜の開花がこんなにも早くやってくるのははじめてだ。そして一週間もたてば満開になり、やがて散っていく。日本人の無常感はこの桜に一番影響を受けているのだろう。しかし桜だけではない。万物はみな生まれ朽ちていく。全ては無常なのだ。 「ゆく川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず」 と方丈記は説いている。この無常と流転の中でいかに生きていくかは人類の課題である。…
- コロナと安倍さんへの不信感(2020年03月03日)
-
世は非常事態だ。例年だと梅の香りが漂い桜の開花を心待ちにし、本当の春の喜びを味わう季節なのだが、今は全く違う。コロナウイルスが世界を襲っているからだ。安倍総理が「学校からはじまって、全てのイベントをしばらくの間やめてほしい」と国民に訴えた。現場は大混乱。経済も株価はグッと下がって大問題だ。それにつけても安倍さんの人気もすこぶる悪い。野党が情けないからかろうじ…
- 学歴という魔薬(まやく)(2020年02月13日)
-
品性の卑しい人間は驚くほどたくさんいる。特に学歴を鼻にかけている輩がそうだ。自分の学歴に酔っぱらっているから、品性も品格にも気づかない。U高OBでK大卒だと天下をとったように飲み屋のカウンターで吠えている姿を特に浦和で見かける。学歴都市、浦和。その通りだ。行政マンをこっぱ役人と呼び、アルバイトの人達を下足番と呼んで得意になっているこの醜態をまざまざと見せつけ…
- 男と女の賞味期限(2020年01月28日)
-
小学時代のクラス会がまたやってくる。懐かしさがクラス会の一番の要素だが3年毎にやっていると懐かしさは消える。消えて何が生まれるのか。人間とは何か?人生とは何か?というような哲学に近い思いにかられるのがクラス会かもしれない。特に男と女。永遠の課題だ。話をしているとほとんどの者が結婚生活に疲れ、自分のパートナーにあきれてしまっている。結論として、あきらめてしまっ…
- 福男私感(2020年01月10日)
-
福男が決まった。西宮市の西宮神社の福男だ。いわゆる「かけっこ」一番が福男になる。数年前、この福男になった男性のその後の放映を観た。驚いた。その男性は不幸続きの日々を送っていた。そもそも神殿にトップでゴールしたから福男になるなんて全くあてにならない。福とか幸運はもっと人生の深いところで決まってくるものだ。極論すると、やはりもって生まれたものと、その後の人並み外…
- 渥美清の俳句(2019年12月13日)
-
外は冬の氷雨が音をたてて降っていた。私は独り、場末の居酒屋のカウンターでコップ酒をしんみりと飲んでいた。客もほとんどいない。孤食かとつぶやいて、ふと渥美清の俳句を思い浮かべた。ダメだ。淋しすぎる。渥美は地方紙の記者の父と教師の母のもとで育ったというが決して裕福ではなかったらしい。したがって俳句も寂しいのだ。 「ただひとり風の音聞く大晦日」「鍋もっておでん屋…
- 男時、女時。みじか日。(2019年11月19日)
-
やっと天気が落ち着いて、小春日和の日々が続いている。昔、11月や12月の季節を何故、小春の日と言うのだろうと不思議に思っていた時があった。俳句をかじりはじめて、小春はしょうしゅんといって10月や11月の晩秋の穏やかな暖かい日ということを知った。日本語はすばらしいと思った。又、男時をおどき女時をめどきと読むことも知った。世阿弥の造語らしいが深い言葉だと思った。…
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR