コラム
読み応え満載 クオリティ埼玉の充実のコラム
埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 知事の怒り(2019年05月14日)
-
上田知事が怒りをむきだしにした。知事は自民党と争っても怒りをむきだしにしたことはなかった。サラリと矛先を変えて、いつも余裕たっぷりだった。「知事は百戦錬磨の将だけあって流石だ」という声をいろいろなところで聞いた。しかし、今回はよほど面白くなかったのかいつもと違った。行田女史のブログー知事選への挑戦状が癇に障ったようだ。要するに行田女史は県政をわかっているのか…
- 全ての敗けは自分にあり(2019年04月29日)
-
敗けた者はまず自分に優しくしなければならない。でなかったらこの世はヤミだ。優しく自分を慰め、そしてある時がきたら厳しく自己分析をはかり、次に備えなければならない。今回の選挙で雪辱を果たした県北のK氏は満面を崩して語ってくれた。敗けた4年間は苦しかったが、石にかじりついても次は勝つと自らに誓い、時には電信柱にまでぶつけながら頭を下げ続けた。勝ち貫くということは…
- 政治家のほころび(2019年04月17日)
-
誰にもほころびはでてくる。ほころびに気がついたら修繕すればよい。しかし、修繕ではすまなくなってしまったほころびはもはや捨てざるをえない。常識だ。もちろん衣類の場合だが。 さて、先日桜田さんという大臣が辞めた。桜が散るタイミングで何とも立派?この人の場合、ほころびでなくはじめから破れていた。やりきれない政治家だった。今、注目すべきは麻生さんと二階さんだ。年齢…
- 水面下の知事選(2019年03月18日)
-
あくまで余話だが、今年の知事選の渦が水面下でかなり激しく巻いているという。候補に挙がっている面々は表面上平静を装っているが、平成もそろそろ終わるからその頃から変わってくるだろうとは大方の見方のようだ。自民党がこのまま硬直な姿勢を通すと現職も硬直になるだろう。現職はやはり強いという見方。しかし、4年前とは支援団体も揺らいでいて様子見をしているという。自民党も決…
- 統一地方選と議員年金(2019年02月28日)
-
統一地方選告示まで一カ月となった。市民の関心は相変わらず低いように見受けられる。その1は、地方政治に関心が薄いということだろう。その2は、たいした人間が出ていないと判断してしまうことだ。「何だ、この人まだやってんの?」という具合に新鮮味に欠けるということか?地方議会は最高5期ぐらいが潮時なように思われる。10期以上も務めて8年前に辞めたA氏は「4期目からは惰…
- 市長の演説力・ふじみ野に学ぶこと(2019年01月31日)
-
ふじみ野市長の演説力には定評がある。演説力イコール政治家力だ。気づいていない政治家が多い。政治家の言葉は武器であり、その人の質だ。統一選まであと2ヶ月。各所で政治家らしき人達の話を耳にすることが多くなったが、ほとんどが人を魅き付けない。A・B・Cとあったら、BからCが多い。 先日、ふじみ野市の新春の集いがあった。国会議員をはじめ来賓のあいさつがあったが、市…
- 国会議員 村井ひでき氏の将来性(2019年01月21日)
-
国会議員村井ひでき氏の国会報告を毎回欠かさず観ている。「村井ひでき通信」だ。いままでこれだけまめに、これだけ内容の優れた通信は観たことがない。第27号に面白い記事をみつけた。「主なメディア掲載」という欄。週刊現代が「将来、総理になれる人、なれない人、ランキング」を掲載した中で村井氏の評価は抜群だった。全国会議員706人を政策力・行動力・人間力の3つの観点で評…
- 選挙イヤー!(2019年01月07日)
-
今年は選挙イヤーだという。もしかしたら衆参同時選挙もという声もある。しかし小生にとっては選挙イヤーはイヤーダにつながる。適当な候補者がいないからだ。選挙民さえ賢ければイヤな議員は誕生しないはずだが、候補者のほうがずる賢いのだ。わざとらしい笑顔、腰の曲げ方、甘い公約、等々。こうやってかなりの有権者が議員や首長に裏切られていくのだ。県でも文化都市といわれていると…
- サル山と政治山(2018年12月22日)
-
どんな集団にもボスの存在があり、ボスあっての集団の形成が成り立つのだ。しかし、何でこの者がボスなのかと首をひねりたくなることが多々ある。自民党の岸田さんもそのうちの一人かもしれない。集団の構成員からの尊敬心が不足しているのもその一因かもしれない。集団はよくサル山に例えられる。一方、親分二階さん。さしずめ出来、不出来の国会議員を心酔させてひっぱっていく姿は強面…
- 政治家と潔さ(2018年12月08日)
-
今から20年前ぐらいの話だが、福岡友次郎という県会議員がいた。学歴はなかったが独学の猛者だった。知識の豊富さでは右にでるものがいなかった。知識が知識で終らなかった。知識が見識となって胆識と胆力となった。昔流にいうと壮士然としていた。風貌に凄味と人間臭い味があった。会議は沈黙を保ち、時に発する言葉は重みがあって皆、耳を傾けた。市議会も三期務めたが四期はやらずサ…
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR